岩波ジュニア新書<br> 仲間を信じて―ラグビーが教えてくれたもの

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岩波ジュニア新書
仲間を信じて―ラグビーが教えてくれたもの

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  • サイズ 新書判/ページ数 181p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784005006946
  • NDC分類 K783
  • Cコード C0275

出版社内容情報

身体を激しくぶつけ合う熱きスポーツ・ラグビー.仲間を信じ,協力しなければトライは生まれない.真剣勝負の中で得るのは,勇気とフェアな精神,そして生涯の友だ.中学高校時代にラグビーに出会い,その後大きく人生を変えていった人びとがいる.6人のラガーマンを追い,その成長の軌跡をたどる.

内容説明

身体を激しくぶつけ合う熱きスポーツ・ラグビー。仲間を信じ、協力しなければトライは生まれない。真剣勝負の中で得るのは、勇気とフェアな精神、そして生涯の友だ。中学高校時代にラグビーに出会い、その後の人生を豊かにしていった人びとがいる。それはなぜか。6人のラガーマンの成長する姿を追う。

目次

1 努力する天才―大畑大介
2 一所懸命を楽しむ―菊谷崇
3 苦を乗り越えて得た自信―大東和美
4 信じられる師と出会って―井口剛志
5 ONE FOR ALL,ALL FOR ONE―林敏之
6 夢みるちから―神谷考柄

著者等紹介

村上晃一[ムラカミコウイチ]
ラグビージャーナリスト。1965年3月1日京都市生まれ。京都府立鴨沂→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ceskepivo

6
ラグビーブームである。これはワールドカップでジャパンが南アフリカを破ったことが直接のきっかけであるが、本書の村上さんを始めラグビージャーナリストの方々がラグビーを取材し文章を書いてきたことの積み重ねも今のラグビーブームを支えている。ラガーに対して優しい眼差しで書いてある本書。村上さんは「僕が人生で大切なことはすべてラグビーから学んだ」と断言。そんなラグビーの素晴らしさを一人一人のプレーヤーを通じで紹介。広い層にもっと読んでほしい。2015/10/11

マカロニ マカロン

4
個人の感想です:B。本書は2011年9月の出版なので、東日本大震災直後の「立ち上がろう日本」とか「絆」という雰囲気が溢れたラグビー書となっている。スクラムを組むフォワードの選手の耳が内出血して腫れ上がり病院で血を抜いてもらうのを繰り返しているうちにギョウザのような耳になってしまう話は痛々しいが、文字通り「血がにじむような」猛練習の証しでもある。「仲間を信じて」というラグビーのチームプレイの基本がよくわかる本だった。2019/11/25

glaciers courtesy

1
最後の神谷くんの話が良かったな。視力がほとんどなくてラグビーやるって、どうよ。他の競技では想像し難いよな。個人競技はもちろん、サッカーでもバスケでもムリでしょ。ラグビーは本当に150cm台のトップ・リーガーがいたり、フロントローの人たちは基本デブであったり、究極のアスリートであることを求められつつ、かつ限りなく間口が広いんだよな。あと、Jリーグチェアマンの大東和美さんが元ラグビー日本代表というのは知らんかったな。そういう意味ではサッカーは懐が深く、ラグビーは負けている。OBが監督なんて不文律は要らんよね。2014/02/02

mytopgun

0
ラグビー関係のジャーナリストも大勢いますが、中でも村上さんの文章に特に好感を抱くのは、ブログなども含めて、あまりネガティブな言葉を使わないところ。その長所が、こういう本だといかんなく発揮されていると思います。2012/06/11

やまべ

0
岩波ジュニア新書というのは、いちおう小学校高学年~中学生くらいを対象としているはずだが、たいていの場合、大人が読むに堪えるレベルの内容になっていると思う。「そのジャンルに詳しくない大人向けの入門書」として優れている、というべきか。この本も、ラグビーにちょっと関心はあるけどよく知らないという大人に読んでほしい本。2012/06/08

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