岩波ジュニア新書 自分力を高める

今北 純一【著】

岩波書店（2011/06発売）

• サイズ 新書判／ページ数 180p／高さ 18cm
• 商品コード 9784005006854
• NDC分類 K159
• Cコード C0236

出版社内容情報

「成績や肩書に縛られずに生きる」「誰もが自分らしさを持っている」「リスクを恐れる必要はない」「個人で生きるか，組織に生きるか」……，国際ビジネスの最前線で活躍する著者が，自らの体験をもとに語る若い世代へのメッセージ．「自分力」の原点を見つめ，夢と希望に向かって生きるための道をアドバイスする．

内容説明

成績や肩書に縛られない、リスクを恐れずにチャレンジする、コミュニケーション能力を高める、ワクワク感を大切にしてミッション、ビジョン、パッションを持つ…。国際ビジネスの最前線で活躍する著者から若い世代に向けたメッセージ。自分の道を見つけ、夢と希望に向かって生きるための実践的アドバイス。

目次

第１部　自分力とは（予期せぬことが連続した海外生活で学んだこと；世界に通用するために必要なものは？）
第２部　自分力を高めるためのレッスン（成績や肩書に縛られずに生きていこう―肩書社会は金の鳥かご；誰もが「自分らしさ」を持っている―個性とという幻想；語学という名の妖怪；自分を伝えるためのコミュニケーション能力；リスクを恐れる必要はない―挫折の報酬；個人で生きるか、組織に生きるか―個人技と団体技の世界；自分の道はこうして見つける）

著者等紹介

今北純一［イマキタジュンイチ］
１９４６年生まれ。東京大学工学部応用物理学科卒、同大学院化学工学科修士課程修了。旭硝子に入社した後、英オックスフォード大学、スイス・バッテル研究所、仏ルノー公団、仏エア・リキード社を経て、現在、欧州系コンサルティング会社ＣＶＡパートナー。１９９５年、フランス政府より国家功績勲章を受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さきん]

題名がハウツー本らしくあまりよろしくないが、著者の歩みが面白かった。個性を伸ばせ、出せとよく言われるが、その個性も上手く社会にマッチさせないと持ち腐れになったり、逆に他の人の能力を抑えかねない。自分が何をするのかを突き止めなければ、あらゆる資格や学歴も生かしようがないという著者の言うことはその通りだと思った。

2017/02/16

[アルカリオン]

読み応えがあって面白かった。

2021/06/04

[けん]

★3.5 再読。読むたびに、改めて、個としてしっかり生きようという気持ちになる。

2019/10/16

[愛奈 穂佳（あいだ ほのか）]

【ココロの琴線に触れたコトバ】一度経験してしまえば、次から失敗が怖くなくなるので、前向きなことについて「人前で恥をかく経験」は早いほどいいのです。

2014/12/30

[愛奈 穂佳（あいだ ほのか）]

【ココロの琴線に触れたコトバ】行動を起こさなければ、新しい出会いも刺激も感動も発見もなく、これまでとちがう世界はまるで見えず、変化は何も起こらない。変化がまったく起こらなければ、新しい情報も、知識も知恵も、そして新しい経験も人間関係も、何一つ自分の手に入らない。

2014/12/21