岩波ジュニア新書<br> 世界について

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岩波ジュニア新書
世界について

  • 戸田 剛文【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 岩波書店(2011/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005006755
  • NDC分類 K104
  • Cコード C0210

出版社内容情報

「世界」とはなにかという壮大なテーマに気鋭の哲学者がせまる知的刺激あふれる1冊。「事実」とは何か、「価値」とは何か等々、新たなものの見方や考え方、社会で直面する様々な課題を解くカギを提示します。

内容説明

世界とは何かという壮大なテーマに気鋭の哲学者がせまる知的刺激あふれる一冊。事実とは何なのか?いま自分が見ているものと隣人が見ているものは同じものなのか?人と人とのコミュニケーションはどのようにして成り立つのか?…新たなものの見方や考え方を模索し、社会で直面するさまざまな課題を解くカギを探ります。

目次

第1章 世界について(私の心の中の世界;誰の信念なのか?;私の信念、あなたの信念)
第2章 コミュニケーションの問題(人の気持ちなんて…;私の物語;コミュニケーションの成り立ち;あなたのことをもっと知りたい)
第3章 肥大する世界(事実について;ネットワーク・ウォーズ―真理をめぐる戦い;創世記;ウロボロスの環―尻尾を食べ合うヘビたち)
第4章 「世界は信念のネットワークである」という信念について(座ることを拒否する椅子;鉄壁の城塞―誰がなんと言おうとも;世界・大戦―終わりなき戦い)

著者等紹介

戸田剛文[トダタケフミ]
1973年奈良県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了(博士号取得)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専攻は共生人間学、思想文化論、人間存在論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーツ・リー

4
「世界について」という事で、国際情勢について書かれた本だと思って借りてきたら、まさかの哲学入門書だった! 中高生に読んでもらって、どこまで読めるのか、という問題はあるだろうが、正統的な、哲学の入門書ではある。 著者は、相対主義の立場を取っていて、世界はネットワークの集合である。という主張から、実際の世の中の筋道を考えるところまで、1冊でやっている。 プラグマティズムをだいぶ推していたが、その場その場で主義主張が変わってしまう哲学、との印象もあって、プラグマティズムも学ばなくてはな、と思った。2022/03/05

Ex libris 毒餃子

3
平易な表現を使っているが、内容はバリバリのバークリー的イギリス経験論。高校生よりもイギリス経験論を始める大学生向け。2017/12/17

鳩羽

3
哲学者の名前や用語がないと、それはそれで分かりにくいかも。煙に巻かれたような、ずるいなーと思ってしまうような、そんな感想。「世界は、信念のネットワークである」という結論を先におき、信念とは、コミュニケーションとは、と懇切丁寧に説明していく。2012/03/06

なつき

2
【はしプロ思想ヤングコーナー18】新書『世界について』読了。読む前にプロフィールを確認し、ふむふむバークリーのかたか、と確認。「はじめに」はプラグマティックで、参考文献見てまず笑う。そして第一章からいきなりバークリー的なの突っ込んでこられて内心めっちゃ笑いましたわあ……愉快……。2017/05/11

HK0525

2
本書はおそらく高校生を対象として書かれた哲学の、とりわけ認識論についてのラフ・スケッチである。哲学者の固有名詞は(参考文献以外には)一切出てこないし表現も平易なものの、内容はなかなかハード。「世界は、信念のネットワークである」という著者の「信念」を明らかにしていくそのプロセスは、同じことを繰り返したり脱線したりと、ややもすると紆余曲折しているように思えるが、むしろ人間の思考過程をそのまま言語化しようとする著者の試みのようにも思える。2014/03/17

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