内容説明
紀元前からわたしたちの生命を脅かしてきた天然痘、ペスト、ハンセン病…。これらの感染症に、人類は翻弄されただけではない。病原体をつきとめ、治療法や予防ワクチンの開発に奔走した人びとがいた。今度は、新型インフルエンザやエイズなどの新たな脅威に、免疫やウイルスなどの知識を身につけ立ち向かおう。
目次
序章 エリザベートとハンセン病
第1章 神の仕業から病原体発見へ
第2章 天然痘根絶への道
第3章 ペストの歴史から学ぶ
第4章 身近に迫るエイズ
第5章 風疹と麻疹
第6章 新型インフルエンザの脅威に備える
終章 いのちのあたたかさ―あとがきにかえて
著者等紹介
岡田晴恵[オカダハルエ]
1963年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部大学院博士課程中退。科学技術庁重点支援研究員を経て、アレクサンダー・フォン・フンボルト奨学研究員としてドイツマールブルク大学ウイルス学研究所に留学。国立感染症研究所ウイルス第三部三室研究員。医学博士
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