出版社内容情報
『万葉集』から『雨月物語』まで,日本の代表的な古典文学14篇の魅力,面白さ,独特の味わいを,それぞれの研究の第一人者が紹介,古来の私たち日本人の人生観・世界観の移り変わりや日本文化の特色も通観できる,絶好の日本古典入門.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
28
苦手な古文であるが、簡潔な解説と適切な現代訳でスラスラ読めた。今のラップの様に韻を踏んでいるものもある。四季を感じ歌に込める想いは日本人として忘れてはいけない。古今和歌集、枕草子、源氏物語、徒然草、奥の細道など、時間を見つけいくつかは手にとって見たい。2019/05/06
ピカ
7
返却日が迫ってるから、とりあえず大好きな枕草子のとこだけ(笑)やっぱり清少納言さん尊敬するなあ。とっさの機転がすごすぎる!また借り直して、次は全部読みたいなあ。2014/09/03
サアベドラ
3
万葉集から雨月物語まで、日本の代表的な古典文学を各10ページほどで解説。執筆者はみんなその作品の研究者。ちゃんとわかりやすく作品解説してる人もいるけど、そうじゃない人もちらほら。2012/10/06
beeline
1
良い本です。和みました。日本文学の連綿と続く物語・詩句の歴史があることを再認識しました。物名、沓冠は久しぶりに思い出した。今昔物語、冥途の飛脚、雨月物語の章は良かった。中でも源氏物語、好色一代女は興味をそそられた。2024/01/21
つぐみ
1
古典、読んでないなと思い軽い準備運動のつもりで手に取った。好きで勉強した分野のはずなのにかなり忘れているなぁ……。日本の古典の有名どころが入っていて、かつ子供向けに書かれたものなので頭に入ってきやすい。特に万葉集と源氏物語、好色一代女の項目が好き。どの項目もこの物語のここが面白い!を取り上げているので親しみをもって読める。近世文学は特に弱い分野なので、触りだけでも概要や内容を知ることができてよかったと思う。これ気に読もう……。2020/09/09
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