出版社内容情報
いい詩とは,ひとの心を解き放つ力をそなえているばかりか,生きとし生けるものへのいとおしみの感情をも誘いだしてくれます.詩人である著者が,その心を豊かにしてきた詩の宝箱の中から忘れがたい詩の数々を選びだし,情熱をこめて語ります.ことばの花々にふれてみなさんは,きっと詩の魅力にとらえられるでしょう.
内容説明
いい詩には、人の心を解き放ってくれる力があります。また、生きとし生けるものへのいとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。この本では、長いあいだ詩を書き、多くの詩を読んできた著者が、心を豊かにしつづけている詩の中から、忘れがたい数々を選びだし、その魅力を情熱をこめて語ります。
目次
1 生まれて(かなしみ(谷川俊太郎)
芝生(谷川俊太郎) ほか)
2 恋唄(みちでバッタリ(岡真史)
十一月(安西均) ほか)
3 生きるじたばた(くるあさごとに(岸田衿子)
見えない季節(牟礼慶子) ほか)
4 峠(小学校の椅子(岸田衿子)
一生おなじ歌を歌い続けるのは(岸田衿子) ほか)
5 別れ(幻の花(石垣りん)
悲しめる友よ(永瀬清子) ほか)
著者等紹介
茨木のり子[イバラギノリコ]
1926‐2006年。1946年東邦大学薬学部卒業。敗戦後の新しい息吹きにつき動かされ、1950年頃から詩作をはじめる。詩誌『詩学』に投稿し、同誌新人特集号に掲載。1953年川崎洋氏と2人で、同人詩誌『櫂』を発刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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