岩波新書<br> 岩波新書で「戦後」をよむ

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岩波新書で「戦後」をよむ

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  • サイズ 新書判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004390114
  • NDC分類 019
  • Cコード C0220

出版社内容情報

時代の経験と「空気」が深く刻み込まれた岩波新書を読み解くことで、新たな「戦後」像を描き出す。

内容説明

戦争が終結して七〇年、日本の何が変わり、何が変わらなかったのか。戦後の知は何を問うてきたのか。時代の経験と「空気」が深く刻み込まれた二一冊の岩波新書を、文学者・歴史学者・社会学者が読み解くことで、今を生きる私たちにとっての「戦後」の意味を塗り替えていく。現在と歴史の往還の中で交わされた徹底討議!

目次

第1章 一九四五~一九五五年―敗戦と復興
第2章 一九五五~一九六五年―熱い政治と静かな生活
第3章 一九六五~一九七五年―高度成長の足もとで
第4章 一九七五~一九八五年―経済大国と消費社会
第5章 一九八五~一九九五年―バブル・昭和・冷戦の終わり
第6章 一九九五~二〇〇五年―失われた一〇年と「テロとの戦争」
第7章 二〇〇五~二〇一五年―模索の時代

著者等紹介

小森陽一[コモリヨウイチ]
1953年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。日本近代文学

成田龍一[ナリタリュウイチ]
1951年生まれ。日本女子大学人間社会学部教授。歴史学・近代日本史

本田由紀[ホンダユキ]
1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授。教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

81
岩波新書を1945年から2015年まで10年毎の区切りにして、それぞれの10年間づつに3冊の岩波新書を選んで、3人の学者がそれぞれ内容について討論をしています。岩波新書で見る戦後の社会情勢とでも言うのでしょうか?全部で21冊ですが、私の読んでいたのはたった4冊でした。もう少しよんでいると思っていたのですが。宇沢先生の「自動車の社会的費用」が入っていたのには、やはりとうなずかされました。ほかの本も読んでみたい気はします。2015/09/30

壱萬弐仟縁

27
日高六郎『1960年5月19日』(26頁)は持っているが、学部のゼミで鶴見俊輔氏のテキストの重要参考文献としてレポートした覚えがある。樺美智子氏が犠牲となったが、この間の強行採決絶対反対デモで犠牲者が出なかったのは安堵。あれだけの人が集まっていること自体、いざこざがあるのは必然に思われたので。宇沢弘文『自動車の社会的費用』(123頁~)も好著。成田氏曰く、宇沢先生は市民、人間性を軸に考えているという(131頁)。2015/10/09

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

21
【15/11/19】昭和天皇とバブル経済とともに野辺送りされた感がある「戦後」を、7区分・21冊の岩波新書を導きの糸として読み解こうとした試み。収奪と抑圧とに、「知らない」ことで加担しないためにこそ、忘れないこと。そして現在と未来は変えていけるとし続けること。さらに、希望を紡いでいくことの重要性を、改めて提起したものと思っている。2015/11/19

Takayuki Oohashi

12
普段、読まないタイプの本でした。取り上げられている新書もどちらかと言えば、社会の構造を表している本が多かったような気がします。大平健さんの「やさしさの精神病理」という本の、貧困という因子が抜けていて、現代は行動主義的な対処になっているという点と、湯浅誠さんの「反貧困」という本の、現代のセーフティーネットが綻んでいるという点が印象に残りました。ただ、論者全員が論理的な議論が好きな方のようで、読んでいて、左脳ばかり使っている感じで疲れました。2016/05/27

Akiro OUED

5
こういう企画もよいね。資本主義を切り口にして、別の評者セットで討議してみたら面白いと思う。1960年の安保闘争スピリットの中に、マイホーム主義を見つけたのは鋭いね。反貧困の警鐘を鳴らしながら、平等な貧困社会化のその先に、大東亜戦争2.0のゲートがあるかも。戦後2.0もね。2022/01/20

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