出版社内容情報
あらゆる支配はいらない。何ものにも縛られるな。目的にも、自由にも、アナキズムにも縛られるな。歌い、叫ぶ、アナキストの精神。アナーキーな文体と根源的思想と最新の知見が炸裂し、合理性の錯乱へと誘う。
内容説明
あいつはつかえる?つかえない?人間がカネではかりにかけられる。まるで家畜だ。コンチクショウ!ひとをしたがわせたり排除したりするのをアナーキーとはいわない。アナーキーとは権力をぶちぬいてやるってことだ。主義を超えた根源的な問いが、躍動する文体で炸裂する。人生は爆弾である。合理性の錯乱へようこそ。
目次
序章 アナキズムってなんですか?
第1章 自然とは暴動である―エコ・アナキズムの巻
第2章 ファック・ザ・ワールド―アナルコ・キャピタリズムの巻
第3章 やられなくてもやりかえせ―アナルコ・サンディカリズムの巻
第4章 われわれは圧倒的にまちがえる―アナルコ・フェミニズムの巻
第5章 あらゆる相互扶助は犯罪である―アナルコ・コミュニズムの巻
著者等紹介
栗原康[クリハラヤスシ]
1979年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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