岩波新書<br> 出羽三山―山岳信仰の歴史を歩く

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出羽三山―山岳信仰の歴史を歩く

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004316817
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C0221

出版社内容情報

近畿の大峰山、九州の英彦山とならぶ修験の聖地、羽黒山。「雲の峰幾つ崩て月の山」と芭蕉が詠んだ主峰、月山。「語るなかれ聞くなかれ」の秘所、湯殿山。人びとを惹きつけてやまない〈お山〉の歴史と文化を案内する。

内容説明

近畿の大峰山、九州の英彦山とならぶ修験道の聖地、羽黒山。「雲の峰幾つ崩て月の山」と芭蕉が詠んだ主峰、月山。古来より「語るなかれ聞くなかれ」と伝えられる、湯殿山。信仰の山としての長いあゆみと、今も各地に息づく多様な宗教民俗、そして名所・旧跡を解説。人々を惹きつけてやまない“お山”の歴史と文化を案内する。

目次

はじめに 山岳信仰とは何か
第1章 出羽三山の歩み
第2章 出羽三山参りと八方七口
第3章 羽黒修験四季の峰
第4章 出羽三山を歩く―絵図を手がかりに
第5章 湯殿山と即身仏―「一世行人」の足跡をたずねて
第6章 山岳信仰と食文化
おわりに これからの出羽三山

著者等紹介

岩鼻通明[イワハナミチアキ]
1953年大阪府生まれ。1981年京都大学大学院文学研究科地理学修士課程修了、博士(文学)。現在、山形大学農学部教授。専攻は文化地理学・宗教民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

71
かつて芭蕉が奥の細道で歩いた出羽三山。月山・羽黒山・湯殿山の歴史を紐解くと古代蝦夷との境界にあたり、双方からの信仰があった。元禄2(1689)年6月6日羽黒山から月山に登った芭蕉の影響で名声は一気に広まる。古くからの修験場でもあり、名所図会を頼りに多くの参詣者が訪れた。明治時代には廃仏毀釈の影響も受ける。いつか芭蕉の足跡を巡ってみたい。そして肘折温泉に浸かりたい。「雲の峰幾つ崩て月の山」「涼しさやほの三ヶ月の羽黒山」「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」「湯殿山銭ふむ道の泪かな」羽黒山頂上には国宝五重塔が聳え立つ2019/10/08

HANA

62
出羽三山の歴史から行事、地理から果ては即身仏、料理まで基本を押さえた一冊。以前修験道や即身仏に興味を抱いた事があってそこの部分で目新しいものは少なかったが、それでもコンパクトにまとめられていて読んでいてよく理解できた。逆に今まであまり触れられることの無かった登山道の解説などは、出羽三山に登った人々が踏みしめた歴史という趣で実に興味深い。料理もまた然り、月山筍や六浄豆腐とか一度口にしてみたいものであるな。以前七五三掛の注縄寺を経て湯殿山に行った事があり、その時のことを懐かしく思い出しながら読む事が出来た。2017/11/30

ichi

20
【図書館本】いつか出羽三山を全て続けて周りたい。この本は歴史的分野の知識を深めるためにとても参考となりました。ただ山に登るだけでなく、その山々ならではの歴史や文化を学びながらだとまた違う楽しみ方ができると発見。2018/04/02

あまね

19
義父が遺して行った本を、旅のお供にと携えました。『お義父さん、出羽三山に行きたかったんだなぁ。』と感慨深く読み始めましたが、東北に馴染みがない私はとても新鮮で興味深いことがたくさんありました。山岳信仰というと山伏と法螺貝的なイメージしか思い浮かびませんでしたが、時代に翻弄された過程がよく分かりました。2019/05/05

Kazehikanai

19
出羽三山の歴史と文化。羽黒山、月山、湯殿山の歴史とその信仰の広がりは、関東にも及び、今も様々な形で残っている。出羽三山に鳥海山が含まれた過去もあったらしいのも驚き。羽黒山と言えば五重塔、湯殿山と言えば即身仏。藤沢周平も登場し、八方七口の登山ルートの紹介もある。信仰の話はややこしいが、出羽三山初心者には充分な一般読者向けの良書。山形を歩いてみたくなった。他に芭蕉を読めば、あとはもう出発するのみだ。2018/02/24

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