岩波新書<br> 親権と子ども

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親権と子ども

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004316688
  • NDC分類 324.64
  • Cコード C0232

出版社内容情報

離婚時の親権を巡る争い。虐待から救う時の「壁」になる親権。弁護士として経験豊富な著者が子どもの視点を盛り込み、わかりやすく解説。

内容説明

離婚時の親権をめぐる争いは、一〇年前の三倍に。年間一〇万件以上の相談がある子どもの虐待において、親権は子どもの救出を阻む「壁」にもなりうる。急激に動いている現状に直面し、法改正も相次いでいる。現場での数多くの経験とともに、子どもの視点を盛り込みながら、親権、そして子どもとの関係を具体的に描く。

目次

1 親権とは何か(親の権利なのか;誰が親権者か?;親権の内容;親権者に禁じられていること;親権の制限と終了)
2 離婚と子ども(離婚と親権;親権と監護権は、どのように決まるのか;養育費;面会交流;海外における離婚と親権)
3 親権と虐待(親権と虐待の境界;虐待への対応と親権;親権の制限、未成年後見)

著者等紹介

榊原富士子[サカキバラフジコ]
1981年より弁護士。婚外子の相続分差別違憲訴訟、子どもの住民票や戸籍の続柄差別違憲訴訟などを担当。離婚と子どもに関するケースを多く扱う。早稲田大学大学院法務研究科教授(2009~2013年度)。日本家族“社会と法”学会理事。日本弁護士連合会家事法制委員会委員

池田清貴[イケダキヨタカ]
2000年より弁護士。専門は家族法分野、租税法分野。子どもの虐待や子どもの手続代理人のケースを多く扱う。東京都児童相談所協力弁護士。中央大学法科大学院客員講師。日本弁護士連合会子どもの権利委員会委員。三鷹市教育委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

29
親権とは子どもにとってどういう意味があるのか、子どもの人権保障の視点から法的解釈を示した内容だと思います。現実問題のなかで親権が壁となり、子どもの最善の利益を保障し、適切な保護などが難しいことはあると思います。しかし、親権は子どもが親権者に対して監護や教育を求める権利なんだと示すことは大切だと思いました。また、虐待事例から親権問題を具体的に考察しており、子どもの命を守り発達を保障することと親の成長・発達をも含めた社会的養護のあり方についても考えることができたように思います。勉強になりました。2017/11/02

こぽぞう☆

17
図書館本。「親権」というけれど、「子どもの権利」を抜きには語れない。近年、改正されている民法を理解するには良書か。2017/09/03

てくてく

7
離婚と親権、虐待と親権、その前提となる子どもの権利について、事例を用いて最新状況を説明している。明治民法における懲戒権の説明が興味深かった。2017/10/21

micamidica

6
前半は離婚と親権について、後半は虐待と親権について。だいたいの流れは知っていたけれど法律についての知識が断片的だったので、体系的に整理されていてとても役に立った。親権=親のための権利ではないし、面会交流が親のためではなく子どものために推進されますように。自分のために面会したがる親がいて、子どもに不利益になっていることも多いことをきっちり世の中(とくに親子断絶防止法成立に取り組んでいる議員のひと)にわかってもらいたいところです。2017/10/18

akane_beach

5
長年にわたり家庭問題に関わって来て、特に子どもの事件に詳しい二人のベテラン弁護士が、親権という法制度の最新の情報とたくさんの資料と例を提示して、難しい法律の説明と、時代の流れに合わせて変わってきた子どもや親権に関する法律と、その問題点や活用方法まで丁寧に記されています。親権は子どもの利益を守るもの。まただからといって子どもは保護されるだけの存在ではなく、親権という仕組みは子どもの人権を保障するためにこそある、と言い切ってます。2017/10/22

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