出版社内容情報
離婚時の親権を巡る争い。虐待から救う時の「壁」になる親権。弁護士として経験豊富な著者が子どもの視点を盛り込み、わかりやすく解説。
内容説明
離婚時の親権をめぐる争いは、一〇年前の三倍に。年間一〇万件以上の相談がある子どもの虐待において、親権は子どもの救出を阻む「壁」にもなりうる。急激に動いている現状に直面し、法改正も相次いでいる。現場での数多くの経験とともに、子どもの視点を盛り込みながら、親権、そして子どもとの関係を具体的に描く。
目次
1 親権とは何か(親の権利なのか;誰が親権者か?;親権の内容;親権者に禁じられていること;親権の制限と終了)
2 離婚と子ども(離婚と親権;親権と監護権は、どのように決まるのか;養育費;面会交流;海外における離婚と親権)
3 親権と虐待(親権と虐待の境界;虐待への対応と親権;親権の制限、未成年後見)
著者等紹介
榊原富士子[サカキバラフジコ]
1981年より弁護士。婚外子の相続分差別違憲訴訟、子どもの住民票や戸籍の続柄差別違憲訴訟などを担当。離婚と子どもに関するケースを多く扱う。早稲田大学大学院法務研究科教授(2009~2013年度)。日本家族“社会と法”学会理事。日本弁護士連合会家事法制委員会委員
池田清貴[イケダキヨタカ]
2000年より弁護士。専門は家族法分野、租税法分野。子どもの虐待や子どもの手続代理人のケースを多く扱う。東京都児童相談所協力弁護士。中央大学法科大学院客員講師。日本弁護士連合会子どもの権利委員会委員。三鷹市教育委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
こぽぞう☆
てくてく
micamidica
akane_beach