岩波新書<br> 系外惑星と太陽系

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岩波新書
系外惑星と太陽系

  • 井田 茂【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 岩波書店(2017/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004316480
  • NDC分類 445
  • Cコード C0244

出版社内容情報

太陽系とは何か。地球とは何か。想像を超えた異形の星たち。「天空の科学」が明らかにする別世界の旅へ。

内容説明

天文学の革命的な進展により、いまや太陽系外に数千個もの惑星が発見されている。想像を超えた異形の星たち。ホット・ジュピター、エキセントリック・ジュピター、スーパーアース。その姿は、太陽系とは何か、地球とは何かという根本的な問いへとわれわれを誘う。「天空の科学」が明らかにする別世界の旅へ。

目次

第1章 銀河系に惑星は充満している(惑星系は普遍的な存在である;系外惑星をどうやって見つけるのか;系外惑星の姿)
第2章 太陽系の形成は必然だったか(美しい古典的標準モデル;円盤から始まった;寡占成長モデルの成功と微惑星形成問題;巨大衝突モデルの成功と暗雲;木星型・海王星型惑星の形成問題)
第3章 系外惑星系はなぜ多様な姿をしているのか(異形の巨大ガス惑星のできかた;スーパーアースが示すもの;太陽系をふり返る)
第4章 地球とは何か?(地球の構成物質;地球は「水の惑星」ではない;地球の内部構造;地球の表層環境)
第5章 系外ハビタブル惑星(難しい「ハビタブル条件」;地球たち;巨大ガス惑星の衛星たち;赤い太陽の異界ハビタブル惑星)
終章 惑星から見た、銀河から生命へ

著者等紹介

井田茂[イダシゲル]
1960年生まれ。京都大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻修了。現在、東京工業大学地球生命研究所教授。専攻は惑星系形成論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

81
本年度ノーベル賞/系外惑星がらみで再読。井田先生の著書二冊目。2017年刊。太陽系以外の惑星系について最近の成果も織り込み解説。ドップラー効果を使った視線速度法に加え、惑星の中心星前面通過による明るさ減小を検知するトランジット法(ケプラー宇宙望遠鏡はこの方式で既に数千個の系外惑星を発見)等についても説明。当初は異形の惑星の発見が多かったが、次第に太陽系に近い惑星系も見つかってきている。恒星が惑星を伴うことは多分普通の事かも?地動説により地球中心主義から脱却したように、太陽系中心主義からの脱却が必要と強調。2019/10/16

びっぐすとん

19
図書館本。最近良く耳にするハビタブル惑星。私達はどうしても地球と同じような星、生命体を想像してしまうが、ハビタブルといってもそれは地球と同じ条件とは限らず、全く同じ星というのはそれこそないだろう。大気、磁場、プレートテクトニクス、衛星など惑星によって状況は様々であり、ハビタブル惑星を地球しか知らない現状では何が必要な要素なのかはわからない。恐らく生命は宇宙の至るところに存在するのではないか?ただそれを確認するには宇宙はあまりにも広い。地球のように1系統だけではなく複数の系統が共存する星もあるかもしれない。2021/03/29

ころこ

13
カント・ラプラス星雲説の興味から本書を手にとってみました。系外惑星とは、太陽系以外の惑星の総称のことです。カントの時代は、太陽系の動きから世界の原理について考え、それがキリスト教文化圏の世界観や、カント哲学におけるアンチノミーをつくってきました。1995年にはじめて系外惑星が発見されて以降、様々なことが判明してきています。惑星系は古典的標準モデルである円盤仮説で形成されたのが確実になりましたが、ホット・ジュピターやエキセントリック・ジュピターの発見は、従来の常識を破壊する態様を持っていました。近年における2017/11/05

イシカミハサミ

11
地球を知るためには宇宙を知らないといけない。 宇宙を知るためには地球を知らないといけない。 ただ宇宙の学問と地球の学問は地続きにはなっていない。 なるほどこれはなかなか難しそう。 これを読んでいくと、 生命の存在というのはこの広い宇宙でもやっぱり至難なのではと思えてくる。 本書はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げよりも 前に書かれたものなので、 ここからさらに研究は進んでいるのだと思う。2023/08/16

ニョンブーチョッパー

10
★★☆☆☆ 太陽系から系外惑星に向けてとても丁寧に書かれている。太陽系は標準的ではなく例外的な存在。観測した結果に合わせて理論を作っていくところは、まず人が話す言葉があって、あとから文法を整えるのに似ている。ただ、残念ながら、読むタイミングは今じゃなかったかも。2020/09/06

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