出版社内容情報
手漉きの和紙を用いて作られた本を和本という。和本は近代以前の日本文化を理解するための最大のインフラであり、歴史上の時間にもどるための唯一のツールである。その和本の歴史や作り方、出版事情などの基礎知識をていねいに述べながら、変体仮名を読み解くことをはじめ和本リテラシーの重要性を説く。
内容説明
手漉きの和紙を用いて作られた本を和本という。和本は近代以前の日本文化を理解するための最大のインフラであり、歴史上の時間にもどるための唯一のツールである。和本の歴史や作り方、出版事情などの基礎知識をていねいに述べながら、変体仮名を読み解くことにはじまる和本リテラシーの重要性を説く。
目次
はじめに―いま、なぜ和本か。そして変体仮名のすすめ
第1章 江戸の出版事情
第2章 和本には身分がある
第3章 和本のできまるで
第4章 和本にはどんな本があるか
第5章 海外の和本事情
著者等紹介
中野三敏[ナカノミツトシ]
1935年福岡県に生まれる。1964年早稲田大学大学院修士課程修了。専攻、江戸文学。現在、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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