岩波新書<br> 渋沢栄一―社会企業家の先駆者

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岩波新書
渋沢栄一―社会企業家の先駆者

  • 島田 昌和【著】
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  • 岩波書店(2011/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 232,/高さ 17cm
  • 商品コード 9784004313199
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0223

出版社内容情報

長年にわたって近代日本の実業界のリーダーとして活躍した渋沢栄一(1840-1931).経済政策に関する積極的な提言を行う一方で,関わったおびただしい数の会社経営をどのように切り盛りしたのか.民間ビジネスの自立モデルを作り上げ,さらに社会全体の発展のために自ら行動

内容説明

長年にわたって近代日本の実業界のリーダーとして活躍した渋沢栄一(一八四〇‐一九三一)。経済政策に関する積極的な提言を行う一方で、関わったおびただしい数の会社経営をどのように切り盛りしたのか。民間ビジネスの自立モデルを作り上げ、さらに社会全体の発展のために自ら行動しつづけた社会企業家の先駆者の足跡を明らかにする。

目次

第1章 農民の子から幕臣へ―才覚を活かせる場を求めて(養蚕・製藍農家の長男として;一橋家の家臣になる ほか)
第2章 明治実業界のリーダー―開かれた経済の仕組みづくり(第一国立銀行を創設;近代産業創出のシステムづくり ほか)
第3章 渋沢栄一をめぐる人的ネットワーク(コンパクトなビジネス空間の創出;多様な人材による経営サポート ほか)
第4章 「民」のための政治をめざして―自立のための政策を提言(日清戦後の経済政策と経済動向;清国賠償金問題 ほか)
第5章 社会・公共事業を通じた国づくり(実業教育への強い関心;私立商業学校の支援 ほか)

著者等紹介

島田昌和[シマダマサカズ]
1961年東京都生まれ。1993年明治大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期中退。現在、文京学院大学経営学部教授。専攻は経営史、経営学博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tadashi_N

28
天賦の才能と努力と機を見る力が、近代日本を作っていった。2020/09/05

mazda

24
銀行の設立に始まり、あらゆる会社の創建から運営まで携わり、現代日本の経済活動の礎を築いた渋沢栄一。この活躍ぶりは、多分の今の世界でもそうそういないと思われるくらいで、新政府の要人たちよりも知名度は低いながらも、もっと評価されるべき人だと思います。2015/03/13

12
大河初回につきざっと。何せ功績の多い人なので、新書一冊ひたすら功績の羅列になってしまう。経済のみならず社会全体への企業家であり、投資家という印象。最初は同族経営だったが、娘たちを自分の不得意な分野の第一人者な方に嫁がせ面倒みまくってもらったという辺り合理的だなと。隠し子だの後妻の子だのが増えてきて、民法の専門家である穂積陳重に長女を嫁がせたとあってスケールが違いすぎてなんも言えねえ…。社会活動も労働問題や朝鮮植民地下での事業等には今の観点での批判もあるけど、当時は限界があるのも分かるしなあ。2021/02/14

苦虫

11
今でこそ「ソーシャルビジネス」が何か新しいものとして勃興してきた感じはするが、幕末から資本主義と社会福祉の融合を見事にやってのけた渋沢栄一。結局かなりポケットマネーを出していたようだが、それは「きちんと稼げ」てこそ出せるものだからやはり凄い。またそういう切り口で渋沢栄一を捕らえた点がこの本の美点だと思う(内容は羅列的で面白みは欠く)。渋沢が人づくりに尽力していた点も驚きと納得。関わった企業・団体のグラフや年表が出てくるが、量が尋常ではない。「シリアルアントレプレナー」を賞賛する前に渋沢を見よ、という感じ。2015/10/06

リョウ

5
幕末から昭和初期にかけて活動した企業家であり社会活動かでもある渋沢栄一。この本は生涯をドラマチックにではなく、淡々と研究対象という視点から描く。いくつもの企業、事業に関わり、その多くが今も形を変えながら社会を支えている。これだけのことを成し遂げるにはその場その場で流されないはっきりとした信念が必要だし、それとともに時代に応じてなすべきことを考える柔軟さも兼ね備えなければならない。2012/12/31

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