出版社内容情報
福島第一原発により,原発の安全神話は完全に崩れ去った.原発から脱却する以外に道はない.これまでも警鐘を鳴らしてきた研究者ら14名が,事故を検証し,原発の問題性をあらためて指摘.原発を終わらせるための現実的かつ具体的な提案.
内容説明
福島第一原発事故により、原発の安全神話は完全に崩れ去った。私たちには原発から脱却する以外に道はない。そしてそれは可能なのだ。これまでも原発の危険性に警鐘を鳴らしてきた一四名が、事故を徹底的に検証し、原発の問題性を多角的に考察。原発を終わらせるための現実的かつ具体的な道を提案する。
目次
1 福島第一原発事故(原発で何が起きたのか;事故はいつまで続くのか;福島原発避難民を訪ねて)
2 原発の何が問題か―科学・技術的側面から(原発は不完全な技術;原発は先の見えない技術;原発事故の災害規模;地震列島の原発)
3 原発の何が問題か―社会的側面から(原子力安全規制を麻痺させた安全神話;原発依存の地域社会;原子力発電と兵器転用―増え続けるプルトニウムのゆくえ)
4 原発をどう終わらせるか(エネルギーシフトの戦略―原子力でもなく、火力でもなく;原発立地自治体の自立と再生;経済・産業構造をどう変えるか;原発のない新しい時代に踏みだそう)
著者等紹介
石橋克彦[イシバシカツヒコ]
1944年神奈川県に生まれる。1968年東京大学理学部地球物理学科卒業。1973年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学理学部助手、建設省建築研究所国際地震工学部室長、神戸大学都市安全研究センター教授を経て、神戸大学名誉教授。専攻は地震テクトニクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こぶたとともに@こぶrin☆永遠の17歳
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mk