岩波新書<br> 日本の食糧が危ない

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岩波新書
日本の食糧が危ない

  • 中村 靖彦【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 岩波書店(2011/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004313090
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日本経済の見通しが不透明な中で,中国を始めとする新興国の需要増等で穀物価格が高騰し,食糧不足が目前に迫っている.輸入大国日本はこのままでいいのか? 農政の目玉政策といわれる「戸別所得補償制度」や自給率向上のための飼料用コメの開発を検証しながら,TPPへの対処

内容説明

日本経済の見通しが不透明な中で、中国を始めとする新興国の需要増等で穀物価格が高騰し、食糧不足が目前に迫っている。輸入大国日本はこのままでいいのか?農政の目玉政策といわれる「戸別所得補償制度」や自給率向上のための飼料用コメの開発について検証しながら、TPPへの対処など真の食糧安保のために必要な政策を提言する。

目次

序章 野菜畑は中国人ばかり
第1章 戸別所得補償制度と日本農業
第2章 試論・農地は公有化すべし
第3章 食料自給率論争の不毛
第4章 世界の食を呑み込む中国
第5章 鍵は餌にあり―その1コメは救世主になるか
第6章 鍵は餌にあり―その2エコフィードの将来は?
第7章 無防備国家・日本
第8章 貿易の自由化と食料安保は両立するか?
第9章 メディアのあり方を問う
終章 飢餓から飽食、そして未来は?

著者等紹介

中村靖彦[ナカムラヤスヒコ]
1935年仙台市に生まれる。1959年東北大学文学部卒業。NHKに入り、教育局農事部などを経て、解説委員になり、農業・食料問題の分野を担当。米価審議会委員などを歴任。現在、東京農業大学・女子栄養大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さきん

7
畜産は、餌のほとんどを海外に頼り、栄養面で見れば輸入品と言っても良い。一方日本の米は、需要が減少し、生産過剰である。日本の米を畜産の餌にする試みがあるが、コストが高く割に合わない。本書にも書いてあったが、ジャポニカ米の需要が高まっている中国への販路を拡大しつつ、所有者のいなくなった水田は安易に潰さず、畜産用に集約して残すべきだと思った。農地をどこまで集約して生産性を上げるかが大きな課題である2015/08/22

jiangkou

6
食品偽装とか輸入食品の安全性という話かと思ったらほぼほぼ田んぼが耕作されてない!という話だった。著者がNHKの論説委員かなにかで専門家でもなんでもなく、日本農政の歴史や食品輸入自由化などトピックや新聞にのってるような部分的な数値はだしてくるが、研究に基づいた主張はない。肝心の耕地を守ろうも守ってどうするのが無い。農産品保護がよいのかと思いきや飼料は仕方ないなど農政に関わっても無いのに線引きしている。メディアの人間の本は浅いと改めて感じた本。浅くてもよいのでしつこい取材を求めたい。2019/02/09

たらこりっぷ

4
「危ない」と銘打つ本にかぎって不用意に煽るばかりで、実をとらえていないことが多く、ガッカリすることが多いのですがこれは違います。食べることに興味がある人は山のようにいるのに、いつまで食べていけるのか真剣に考えている人の少なさはどうしたらいいのでしょうか。誰がどうやって作り私たちのところまで運ばれてくるのか。スーパーで「このたべものを買うということは、どういう影響を及ぼすのだろう」と時々考えています。2014/03/21

Humbaba

3
日本は,食糧の多くを輸入に頼っている.確かに今の時点ではその方法は正しいのかもしれない.しかし,輸入が将来にわたって安泰であるという保証はない.安価で簡単に作れる餌となる作物を改良するなど,日本が今後も安定するために様々な方法を取ることが求められる.2012/02/17

ドリアン・グレイ

2
再読。専業農家と兼業農家に平等に一票が与えられているのが問題というのはその通りだと思うし、何とかして既得権益に切り込んで行って欲しい。カロリーベースと金額ベースで畜産物や野菜の数字が大きく変わるというのは驚いた(卵は量ベースで96、カロリーベースで9)しエコフィードなどの新しい取り組みが広がればいいと思う。最後に肉の等級は不要。2015/03/25

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