岩波新書<br> ネット大国中国―言論をめぐる攻防

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岩波新書
ネット大国中国―言論をめぐる攻防

  • 遠藤 誉【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 岩波書店(2011/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004313076
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0236

内容説明

グーグル撤退騒動から、08憲章、漁船衝突事件と反日デモ、そして中国茉莉花革命まで―。中国のいまを読み解くカギは、四・五億人の「網民(ネット市民)」にある。規制と検閲を強める政府と、網民の攻防を活写し、ネット世代「80后」のメンタリティーにも迫る。役人の腐敗や格差拡大が深刻化する中、「ネット言論」は民主化を導くのか。

目次

第1章 「グーグル中国」撤退騒動は何を語るか
第2章 ネット言論はどのような力を持っているのか
第3章 ネット検閲と世論誘導―“官”の政策
第4章 知恵とパロディで抵抗する網民たち―“民”の対応
第5章 若者とネット空間―権利意識に目覚める80后と90后
第6章 ネット言論は中国をどこに導くのか

著者等紹介

遠藤誉[エンドウホマレ]
1941年中国長春市生まれ。53年日本帰国。筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授、国務院西部開発弁公室人材開発法規組人材開発顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

27
#感想歌 #短歌 80后90后の新世代ネット言論から回りか否か 2017/03/22

HANA

9
中国のネット上における検閲の実態、それをめぐる官と民との鬩ぎ合い等、どの頁を開いても興味深い内容に溢れていた。パロディで茶化すという手法は日本も中国も大して変わらないのであるな。中国の政治体制に変化を与えるのはネットではなく経済崩壊だという指摘には概ね同意せざるを得なかった。ただ最後の民主化という点については疑問を抱かざるを得ない。共産党は党を守る為なら全てを切り捨てるように思えるのだが。2011/06/10

T坊主

6
中国語及び中国に精通している著者。この本を読んで1.軍部がクーデターをしないかぎり、中国共産党は崩壊しないかもと思った。2.80后90后が今後就職し、結婚し家族を持った場合、批判精神が持続できるか? 逮捕、死を覚悟してまでやれるのか? したたかな戦略、戦術を駆使して攻めて来る政府に対抗できるのだろか? 3.今後経済成長が急落した場合どのような対策を政府が出してくるのか。若し地下組織が既に出来上がっていれば別の話だが。2012/06/14

おらひらお

5
2011年初版。中国を動かす原動力の一つの可能性としてネットがあるようです。もちろん極論に走りがちかもしれませんが・・・。ただ、著者が70歳であることが驚きです。僕ももう少しITの勉強をしようと思います。2014/09/12

te_R9

5
中国のネットの状況がとてもよくわかる優れた新書であった.中国の本質は共産主義ではなく太古の昔から続く専制統治であるという著者の分析は腑に落ちる.そして,帯の「(中国の)ネットは民主化を実現するか?」という問いに対する答えは本書を読む限り「否」と言わざるを得ない.先の新幹線事故でもネット世論が事故対応を変えたと言われているが,それでもやはり中国には本当の意味での言論の自由がないので現体制のなかでの抗議しかできない.本書のとおり,今後も中国はネットの民意と政府支配との綱引きが続いていくのだろう.2011/07/31

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