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岩波新書
漢語日暦

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  • サイズ 新書判/ページ数 207,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004312604
  • NDC分類 814
  • Cコード C0290

出版社内容情報

元日、桜花、納涼、彼岸、冬至など四季折々の季節感を表す言葉を中心に、歴史的な出来事や時事的な話題を示すものを交えて、その由来と意味を丁寧に解き明かす。古典等からの多彩な例文も楽しめる日暦集。

内容説明

元旦、桜花、納涼、彼岸、冬至など、いずれもすっかり日本の生活に溶けこんでいる言葉だが、このように音読みで読む漢字語を漢語という。これら四季折々の季節感を表す言葉を中心に、歴史的な出来事や時事的な話題を示すものを交えて、その由来と意味を丁寧に解き明かす。古典等からの多彩な例文を楽しめる日暦集。付・索引。

著者等紹介

興膳宏[コウゼンヒロシ]
1936年福岡県に生まれる。京都大学大学院博士課程修了。京都大学教授、京都国立博物館長を歴任。現在、京都大学名誉教授。専攻は中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
1月1日から12月31日までの毎日に1文字から7文字でその日に関連ある漢字の言葉で季節感を表してくれます。その言葉を使った人物や書名の索引が最後に掲載されて参考になります。通読するだけでも結構な知識が増えていくような気がします。「文化」「古典」のようなありふれた言葉もあります。2015/11/06

武井 康則

13
京都新聞に毎日連載された漢語にまつわるコラムをまとめたもの。一日一話で、366日分。ああこんな言葉があったなとか、もう少し説明が欲しいなとか。一言コラムなのでまとめ読みしたら有難味が薄れる。掲載された言葉群は、次第に通じない言葉になっていくのだろうなあ。2021/08/19

壱萬弐仟縁

10
例えば本日は、「蝌蚪(かと)」(101頁)。オタマジャクシのようだ。蛙もようやく雨が降って田んぼから聞こえてきた。2月7日の「炙背(しゃはい)」(23頁)。年取るとなかなか読書が進まない。今は乱読しているが。2月20日の「葦編三絶」は、同じものを再三再四読していくこと(29頁)。他に広く薄くよりも、狭く深くの意義を感じる。7月5日の「五福」とは、長寿、富、健康、好徳、安楽死(106頁)。11月3日の文化の日では、文化とは、平和的な手段で世を教化すること(175頁)。気になったのは以上だが、なかなか難しい。2013/06/28

n.urabe

9
一日一度、漢語を読む。おつだねえ。手軽に読めていいです。2012/07/04

kinkin

7
もうすこし年を重ねたらもう一度読んでみようと思う。2012/01/03

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