出版社内容情報
豊かなジンバブエの農業を10年で壊滅させ、アパルトヘイトを克服した南ア共和国を犯罪の多発に悩む国にしたのは誰か。中国の進出、逆に国を脱出するアフリカ人の増加などの新しい動きを追い、同時に、腐敗した権力には頼らず自立の道を求めて健闘する人々の姿も伝える。30年にわたるアフリカ取材経験に基づく、人間をみつめた報告。
内容説明
豊かなジンバブエの農業を一〇年で壊滅させ、アパルトへイトを克服した南ア共和国を犯罪の多発に悩む国にしたのは誰か。中国の進出、逆に国を脱出するアフリカ人の増加などの新しい動きを追い、同時に、腐敗した権力には頼らず自立の道を求めて健闘する人々の姿も伝える。三〇年近いアフリカ取材経験に基づく、人間をみつめた報告。
目次
序章 アフリカの今―ルムンバの夢はどこへ行ったか
第1章 国を壊したのは誰か―ジンバブエで
第2章 危機に瀕する「安全」と「安心」―南アフリカ共和国で
第3章 アフリカの中国人―南アで、アンゴラで、スーダンで
第4章 国から逃げ出す人々―パリで、歌舞伎町で
第5章 「人々の自立」をめざして―農村で、都市スラムで
第6章 政府ではなく、人々に目を向ける―ケニアで、ウガンダで、セネガルで
著者等紹介
松本仁一[マツモトジンイチ]
1942年長野県生れ、ジャーナリスト。1968年東京大学法学部卒業、朝日新聞社に入社、2007年まで勤務。社会部員、外報部次長、ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長、編集委員を歴任。ボーン・上田国際記者賞、日本記者クラブ賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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