岩波新書
人生読本 落語版

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  • サイズ 新書判/ページ数 208,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004311300
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0295

出版社内容情報

機知に富む会話の楽しみ、家族や知人との交わりの明暗、金銭が引き起こす悲喜劇・・・。人の世の諸相と賢く生きるための知恵を落語の中に探る。「寄席が最高の教室だった」と断言する著者ならではの、思わず頬がゆるむ異色エッセイ。

内容説明

「私にとって、落語は人生の教師役、寄席が最高の教室だった」。そう述懐する著者が、出会いと別れの明暗、機知に富む会話、愚かしくも愛すべき人間像など、人の世の諸相と人生の知恵を数々の落語の中に探り、柔らかな筆致でつづる。落語に精通する著者にして初めて可能な、生きることの意味を笑いの中に照らし出す異色のエッセイ。

目次

1 命あっての(出生;命名;聴覚;便所;医事療法;葬列;墓碑銘;幽霊)
2 渡る世間に(親と子;親孝行;勘当;読み書き算盤;耳学問;国訛り;京都人気質)
3 金は天下の(金銭;吝嗇;虚言;蚊帳;電話;傘;時刻;裁判)
4 遊びをせんとや(雑俳;茶道;義太夫;競馬;古典;旅;遊郭)

著者等紹介

矢野誠一[ヤノセイイチ]
1935年東京生まれ。演劇・演藝評論、評伝、エッセイを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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