岩波新書<br> 文章のみがき方

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文章のみがき方

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p
  • 商品コード 9784004310952
  • NDC分類 816
  • Cコード C0281

出版社内容情報

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているのか。漱石・鴎外から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫……。執筆中と推敲時だけでなく、日常のなかの留意点もまじえて説く、ロングセラー『文章の書き方』の姉妹編。

内容説明

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。漱石・荷風から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫…。執筆中と推敲時だけでなく、日常のなかの留意点もまじえて説く、ロングセラー『文章の書き方』の姉妹編。

目次

1 基本的なことを、いくつか(毎日、書く;書き抜く;繰り返し読む;乱読を楽しむ;歩く;現場感覚をきたえる;小さな発見を重ねる)
2 さあ、書こう(辞書を手もとにおく;肩の力を抜く;書きたいことを書く;正直に飾りげなく書く;借りものでない言葉で書く;異質なものを結びつける;自慢話は書かない;わかりやすく書く;単純・簡素に書く;具体性を大切にして書く;正確に書く;ゆとりをもつ;抑える)
3 推敲する(書き直す;削る;紋切型を避ける;いやな言葉は使わない;比喩の工夫をする;外来語の乱用を避ける;文末に気を配る;流れを大切にする)
4 文章修業のために(落語に学ぶ;土地の言葉を大切にする;感受性を深める;「概念」を壊す;動詞を中心にすえる;低い視線で書く;自分と向き合う;そっけなさを考える;思いの深さを大切にする;渾身の力で取り組む)

著者等紹介

辰濃和男[タツノカズオ]
1930年東京に生まれる。1953年東京商科大学(一橋大学)卒業、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、社会部次長、編集委員、論説委員、編集局顧問を歴任。この間、1975‐88年、「天声人語」を担当。93年退社。現在、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

128
自己採点▲I.基本的なことをいくつか:毎日書く:4,書き抜く:2,繰り返し読む:5,乱読をたのしむ:5,歩く:4,現場感覚をきたえる:5,小さな発見を重ねる:4,▲IIさあ書こう:辞書を手もとにおく:5,肩の力を抜く:1,書きたいことを書く,5,正確に飾りげなく書く:2,借りものでない言葉で書く:2,異質なものを結びつける:4,自慢話は書かない:1,わかりやすく書く:2,単純,簡素に書く:2,具体性を大切にして書く:2,正確に書く:4,ゆとりをもつ:1,抑える:1http://bit.ly/10CJ7MZ2013/06/23

molysk

67
いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。天声人語の担当であった筆者が、古今の文筆家が明かす知恵から、考えたこと。いい文章の条件には、平明、正確、具体性、独自性、抑制、品格など、大切な要素がたくさんあるが、いちばんの条件は、これをこそ書きたい、これをこそ伝えたいという書き手の心の、静かな炎のようなものだ、と筆者は思う。本書は、執筆中と推敲時だけでなく、日常の中での留意点もまじえて説く。いい文章を書くための道は、果てがないが、地道に書き続けていこう。渾身の気合で。そして、肩の力を抜いて。2021/10/31

54
文章のみがき方より、名著からの引用への考察や、作家さん方の文章に対する考え方が面白かった。文章は、物事を見る目、伝えたい熱意が大切。自分が自然に驚いてみせなければ、その驚きを子どもに教えることはできない。巧みな文章よりも、自分にしか書けない視点がある文章を。自分をみがくことが、文章をみがくことに繋がる。ということのよう。精一杯書くことと、背伸びして書くことは違うと気が付いた。川上弘美さんが「元気が出ない回路にはまってしまったときには、特にありがたい本」という武田百合子さんの「富士日記」、読んでみたい。2021/02/12

みき

53
朝日新聞の天声人語の担当者を何年にも渡り務めてきた辰濃さんによる文章のみがき方についての本。誰しもが文章を上手く書きたいと思い、誰もが上手くならない(笑)最終的には上手くなろうと思って書き続けるしかないんだろうなぁということが分かる本。この本の面白いところは文章を上達するためのテキストと読んでも面白いが例文が名文揃いなので普通に読んでいても楽しめるところ、そして自分の文に苦労する作家の生の文も読めるところ。名作家と呼ばれる人も自分の文が気になって仕方ないんだなぁと、ある種の親近感が湧きますね。殿堂入り本2023/08/30

まきこ.M

48
読メで感想を書いたり周りの方の感想を読み、物書きに興味が湧いてきました。心に残った事は、『自分の目・耳・肌・心でつかまえたものを、借りものではない自分に言葉でわかりやすく人に伝えること』夏目漱石の言葉を紹介ー『いい文章かどうかは、その人が字をたくさん知っているかどうかできまるのではない。「綺麗なことばを陳列する」ことができるかどうかで決まるのでもない。何かを観察し解釈する時、その観察や解釈がより深いかどうかによって決まる』何か一つできる事があるとすれば、「日々たゆまずに書く」事から始めようと思います。2015/02/08

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