岩波新書
定年後―豊かに生きるための知恵

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004310624
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0236

内容説明

退職とともに始まるもうひとつの人生を、どのように生きるか?心得ておくべきことは何か?三〇〇〇人以上の定年退職者への長時間取材を二五年余り重ねてきた著者が、注目すべき具体例を紹介しながら、その要諦を語る。仕事・ボランティア活動や楽しみ・学びから家族・地域とのかかわりまで、実践的なヒント満載の決定版ガイダンス。

目次

ひとりの旅だち
第2章 仕事を創る
第3章 たのしむ、学ぶ
第4章 家族を見つめる
第5章 地域社会に生きる
第6章 終の住処

著者等紹介

加藤仁[カトウヒトシ]
1947年名古屋市に生まれる。1972年早稲田大学政治経済学部卒業。雑誌編集者を経てノンフィクション作家となり、定年退職者の生き方をはじめ働く人びとの現場、高齢者福祉の実情などを取材、執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

65
本書は3000人以上の定年退職者を25年余り取材を重ねた具体例の紹介と要締。穿った見方をすればここに載っている事例は、ほぼ成功例で世の中には定年後の失敗例が成功例の何倍もあると思う。そして1000人居れば1000人の違った過ごし方があるはずだ。沢山の成功例を見て自分に近い成功の形を創造し、それに向かって準備をし、人との関係性、自分への学習、資金の蓄え、明確なビジョンを向上させて行く必要を感じた。中でもある程度の蓄えは必ず必要だと感じた。2022/03/02

マーク

11
一つ一つの題材は簡潔だが幅広い内容。多くの選択肢が取り上げられ、かつ教条的でなく、押し付けがましくない所に好感。2013/04/26

ふう

4
はじめに-と、おわりに-に、くどいくらいに引用してある漱石の言葉。《もし何処かにこだわりがあるなら、それを踏潰すまで進まなければ駄目ですよ》につきる。 2016/01/27

ペミカン

4
夫が買ったが積読になっていた。その後もいい仕事見つけた人の話か・・というのもあったけど、なかなか色んなレポがあって最後まで面白かった。 死ぬまで自分探しかぁ~とも思ったり。ともかく明るい老人になりたいな。2014/11/13

kumonosuke

4
本書を谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」の後に読んだのが失敗だった。定年後の有り余ったエネルギーをどこに向けるか、迷い続ける人、対象が決まっていて迷いのない人と色々だと思うが、後進の人の邪魔になりたくない。しかしながら、麗しい女性の足の裏側をかたどった墓石の下で死後過ごしたいという境地にはまだ達していない。2014/06/20

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