内容説明
新しい成長のスタート台に立った日本経済は、好景気が言われる一方で格差拡大に揺れている。成長率・予算・日銀短観・株価・金利・賃金・失業率・国際収支など、主な経済指標に着目することで何が分かるのか、データはどう作成されているのかを平明に説く。旧版から二一年、データを全面的に刷新し、日本経済の全体像を提示する。
目次
1 日本経済は、いま―新しい成長のスタート台に立って
2 景気の見方―現状を知り、先を見通す
3 財政・金融―経済政策の有効性を問う
4 国民生活―格差拡大のなかの暮らし
5 物価―金融政策を決める指標
6 雇用・賃金―暮らし向きはどう変わる
7 国際貿易・通貨―国際競争力を維持できるか
著者等紹介
鈴木正俊[スズキマサトシ]
1940年北海道に生まれる。1969年東京大学大学院博士課程修了。ハーバード大学・イエール大学・総合研究開発機構客員研究員、日本経済新聞社編集委員などを経て、拓殖大学政経学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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