感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしうし
5
田端センセの本で、再読。2005年10月奥付なので、2006年に放送された大河ドラマ「功名ヶ辻」の便乗本といえる。ただし、センセは歴史上の女性像を明解な問題意識で捉えており、山内一豊と妻千代の関係を「内助の功」でなく、「盟友(パートナー)」として解釈する。戦国部将に関係する女性の役割を千代のみならず、毛利家・池田家などの検討を通じて普遍化する。歴史上、特に戦国期における田端センセの歴史上の女性に対する視点は独自のもので、これを切っ掛けに、これまで読んだ本や新たな書籍を、さらに読んでみたいと思った。2019/04/23
中島直人
0
資料が少ないと言いながら、厳密に実証的に記述されているため、中身が非常に薄いような気がする。全体的に盛り上がりに欠ける。2013/06/01