出版社内容情報
ご存じ六輔ワールド,いよいよパワーアップして,3年ぶりの登場! どうすれば,優しく美しく楽しく,言葉を届けることができるか.恒例の無名人語録を中核に,言葉の職人ならではの智恵の言葉の数々が展開する.
内容説明
いまこそ伝えなければいけない言葉がある。それをわかりやすく、楽しく、美しく伝えたい。人びとが暮らしのなかでつぶやいた智恵の言葉を核にしつつ、政治や教育そしてメディア・医療を縦横に語る。著者いわく、「いま、一番言いたいことを書きました」。おなじみ六輔ワールド、ますますパワーアップ。
目次
1 きちんと―「夢を改正することはありません」
2 ゆたかに―「せっかくの文化なんですから」
3 届くように―「ラジオは吹いている風です」
4 わかりやすく―「気持ちを伝えあうことが大切」
5 生き生きと―「つらいからこそ明るく」
著者等紹介
永六輔[エイロクスケ]
1933年、東京浅草に生まれる。本名、永孝雄。早稲田大学文学部在学中より、ラジオ番組や始まったばかりのテレビ番組の構成にかかわる。放送作家、作詞家、司会者、語り手、歌手などとして、多方面に活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
40
齢をとって独り言をいうのは医学的には病気でもなんでもないという言葉は意外であった、永六輔ワールド全開という内容で楽しめる一冊である。2016/04/17
Y
29
永さんのような本当の意味での大人がいた時代は良かっただろうな。厳しくも温かく相手を思う気持ちを一途に持つ人だと思った。私はラジオがすごく好きなのだが、永さんの助言あってでのスタートでよかった。伝える力を養うことだけでなく、原点に立ち戻って言葉を正しく理解する力も身につけなくてはいけないと思った。そして方言を使わないようにする教育があったことを初めて知った。なんて悲しい教育なんだろう。自分が生まれ育った土地の言葉を使うことが出来ないなんて、どんな理由があったとしても認められるはずがない。2018/02/02
Re
1
最近、テレビを面白いと思わなくなったなあ。確かにラジオは身近なことが多くて、聴けばけっこうおもしろい。この本から特に得るものはなかったな。2018/04/09
kinkin
1
届くようにという章に、こんなこと書かれていました。 「ひさしぶりに日本に帰ってきて、テレビを見てると・・・・何か食べているか、悪ふざけをしているか、という番組ばっかりね」 まさにその通りだと思う。これから年末、年始は尚更。2013/12/27
norio sasada
0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/ea762fe7772bd9b2cc227106e1118394 https://note.com/norio0923/n/nbb7bb10086342019/11/23