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岩波新書
有事法制批判

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004308249
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0231

出版社内容情報

立法化が進められる有事法制.その背景としくみをわかりやすく解説し,憲法の精神が破壊されることに警鐘を鳴らす.執筆者=加藤周一・小林直樹・杉原泰雄・高橋哲哉・暉峻淑子・古川純・間宮陽介・水島朝穂・渡辺治.

内容説明

「備えあれば憂いなし」の掛け声のもと、立法化が進む有事法制。これは、本当に私たちの安全を守るものなのか。立憲主義の精神はどうなってしまうのか。日本国憲法の価値を擁護し発展させる活動を続けるフォーラムが、有事法制の背景・しくみ・問題点を徹底検証。有事法制を根底から批判し、平和主義を生かす道とは何かを提示する。

目次

第1章 自由を捨てる選択をするのか
第2章 なぜ、いま有事法制なのか
第3章 有事法制のしくみと問題点
第4章 立憲主義の危機
第5章 私たちの暮らしに何がおきるのか
第6章 有事法制によらない安全保障の道
第7章 「憲法」か「有事法制」か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
図書館にて。2003年1月刊行で、先に憲法フォーラムから講演会本(岩波ブックレット)が2冊出ており、本書はおそらく研究会をベースにしたもの。研究本(岩波新書)は後にもう一冊刊行(『改憲は必要か』2004.10)▲国会における野党の院外応援団という印象を大きく超えるものは乏しい、というのが率直な感想。護憲派の説を見ると東大文系(法学部など)は左翼ばかりというふうに感じられるが、東大教養部の系統には保守、右翼、反・反天皇制などがいるそうな。本書の類いではそうした学者界の人間関係は見えないので物足りない。2023/09/25

ぴろし

0
蔵書印ぽち。2015/01/24

Alice Narumi

0
すごい、批判してるなって思ってたら、題名に批判て書いてあった(笑) そして、ここでも1984が登場2012/06/26

しゅんどーん

0
2003年初版。2002年に提出された有事関連三法の問題点を大まかに説明する。立憲主義の崩壊・軍国主義への暴走、といった強い表現で、法案反対派の2003年当時の雰囲気がわかる。2022/03/24

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