出版社内容情報
稜線をわたる風が汗ばんだ体に心地よく通りすぎてゆく時の壮快さ-著者が寸暇を惜しんで山を歩くのも,この至福の時を楽しむためだという.里山からエヴェレストまで,山の楽しさを語るエッセイ集.
内容説明
稜線をわたる風が汗ばんだ体に心地よく通りすぎてゆく時の爽快さ―心を豊かにしてくれるこの瞬間を求めて山に登る人は多いのではないか。里山からエヴェレストまで、著者が寸暇を惜しんで山を歩くのも、この至福の時を楽しむためだという。四季折々の山行、山のごちそう、山の環境保護の実践などを語るエッセイ集。写真多数。
目次
1 エヴェレストの頂上に立って(厳寒のエヴェレスト、シェルパたちが支え;ラッセルに苦闘し無心で歩みを進める ほか)
2 四季を歩く(足で楽しもう春本番;メキシコ富士の雪面で ほか)
3 世界の山、日本の山(高所と香りの不思議な関係;二四年ぶりのエヴェレスト ほか)
4 山の食卓(アイガーのビール;南会津の味 ほか)
5 快適な山歩きのために(初めはだれでも不安なもの;ひざ痛を防ぐために ほか)
著者等紹介
田部井淳子[タベイジュンコ]
1939年福島県に生まれる。1962年昭和女子大学英米文学科卒業。1975年世界最高峰エヴェレストに女性として世界初の登頂に成功。1992年オセアニア大陸最高峰カルステンツ・ピラミッド登頂により、女性で世界初の七大陸最高峰登頂者となる。2000年九州大学大学院比較社会文化研究科修士課程修了(研究テーマ、ヒマラヤのゴミ問題)。現在、山岳環境保護団体・日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト(HAT‐J)代表
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感想・レビュー
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