出版社内容情報
高度100kmにゆらめく壮麗な光の天幕に，人間は魅せられてきた．北極圏の人々，探検家たち．さらに磁気圏という巨大空間を相手に，オーロラの謎にとりくんできた科学者たち．その歴史と，現在までに解明された事実を語る．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
24
オーロラにまつわる伝説から科学的な解明まで。昔からオーロラが畏怖の対象であったこと、科学者がいかにこの美しいカーテンに研究の熱を注いできたかがよくわかった。専門的な科学知識のところはざっと見るだけにとどまったが、理解できたらもっと面白かったに違いない。2014/07/06
なかなまり
0
実験室で研究できる訳ではなく、地球という大きなものを対象とする地球物理学の大変さ。科学技術が充分に発展していなかった頃、衛星写真やカメラすらなかった時代からずっと研究が続けられてきた研究者の方々に感服。全てを理解できた訳ではないけれど、文系の私でも読みきることができた。オーロラ鑑賞の前に読んだら、オーロラを別の視点から楽しむことができるかも。2014/02/03
カオス
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オーロラ科学を研究している人なら知らない人はいないくらい著名な赤祖父先生によるオーロラの入門書です。オーロラの歴史から科学的なことまで幅広く学べます。2010/08/15
みい⇔みさまる＠この世の悪であれ
0
○…少々専門的な用語が出てきます。2009/01/10
