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岩波新書
靖国の戦後史

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  • サイズ 新書判/ページ数 253,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307884
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

国家の靖国神社関与や了承なき合祀の動きがくり返されるなかで,それに異議の声をあげ,闘ってきた人びとがいた.彼らを取材しながら,戦後日本が政教分離や戦争責任の問題にどう向き合ったのかを浮かび上がらせる.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

4
2002年初版。やや朝日チックなところが気になりますが、靖国神社の戦後の在り方を概観できるものとなっています。国家が戦没者を追悼することは、国民に新たな死を強い、戦争を繰り返させることにつながると指摘しますが、近代以降の国民国家の歩みの中では必然的な結果かもしれません。あと、今の視点で見ると原発関連など基本的に地方に犠牲を強いる構造には変化がないようです。あと、マスコミ自身の戦前から戦後にかけての戦争への関わり方の変化も見ていく必要がありますね。2013/03/17

ケルトリ

3
〝靖国神社問題〟はニュースなどでよく聞いていたが詳しいことは全然理解していなかったが、この本を通して掴み程度は理解することができたと思う。半ば強制的に動員され、戦争に向かわされたのに『お国のために戦った英雄』にされてしまった――かつては救いのある行為だったが、現代になるにつれて、価値観にズレが生じることで生まれた問題であった。――だが、典型的な自称無神論者の日本人としては、宗教観の違いによる論争は心から理解することはできなかった。2023/04/21

そーすけ

1
288*靖国神社をめぐる戦後史。敗戦から2000年頃までの、靖国神社をめぐる歴史が分かる。2016/11/07

sasha

0
明治は遠くに去り、大正は短く過ぎ、激動の昭和も終焉を迎え、平成も22年を迎えた。しかし、靖国は明治のままに存在する。2010/07/08

RKG

0
これは、個人の人権意識、宗教意識、歴史認識が問われますね~‼️2020/05/31

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