岩波新書
変わる商店街

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  • サイズ 新書判/ページ数 184p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307198
  • NDC分類 672.9
  • Cコード C0234

出版社内容情報

空洞化が言われて久しい商店街に,いま明るい兆しが見える.「まちづくり会社」設立,インターネットの活用,地域と一体化したイベントなど新たな発想が人を呼んでいる.各地の復活の方向性を探る.

内容説明

衰退、空洞化が言われて久しい全国の商店街。今、そんな各地の商店街に明るい兆しが見え始めている。地域と一体化したイベントや「まちづくり会社」設立、SOHOとの連携、インターネットの活用など、新たな発想による再生に向けた多様な取り組みを丹念な取材でたどり、商店街復活の方向性を探る。

目次

第1章 復活に向かうまちと賑わい
第2章 転身がつくる新しいまち
第3章 商店の盛衰と政策展開
第4章 店舗数が減少することの意味
第5章 バーチャル商店と商店街
第6章 アメリカにおける大型店と商店街の攻防
第7章 地域とともに生きる商店街
第8章 地域が賑わうということ

著者等紹介

中沢孝夫[ナカザワタカオ]
1944年群馬県に生まれる。全逓労組中央本部勤務を経て、1993年立教大学法学部卒業。その間、1992年に高橋亀吉賞(東洋経済新報社)受賞。現在、姫路工業大学環境人間学部教授、経済評論家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

15
商店街アーカイブについて発表していた方が、「『変わる商店街』は商店街の変遷を研究する上ではバイブル」と言われていたのを聞いて、読んでみたくなった。丹念なインタビューを通して、商店街が衰退・繁栄・復活する理由が浮き彫りにされている。人が集まる所に店舗を作るだけでなく、地域とともに生き、まちづくりに参加し、地域の賑わいを創り出す、そんな人々が集まる町が活気づいているという。この本の出版が2001年3月、それから14年経って、紹介されている町は今も活気が続いているだろうか、とふと気になった。今度調べてみたい。2015/06/08

ビイーン

14
土日も商店街は活気が無く、シャッターの閉められている店が多い。地方都市のありふれた姿だ。2001年発行。本書で紹介された商店街の今が気になる。2016/05/22

takao

2
ふむ2022/09/21

多分、器用です

2
まちづくり三法の大まかな流れを抑えるために読んだ。商店街の自助努力が足りないって話だけど、統計的な資料を使って論じていて納得。商店街→スーパー、コンビニ、→ショッピングモールの大まかなフローが分かる良書でした。2014/05/01

Kunio Hanaoka

1
2001年発行の古い本だけに、筆者の言っていたことが正しいかどうかわかる。これ、古い本を読む楽しみの一つ。2014/03/02

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