出版社内容情報
批判が噴出するなか,暴走をつづける公共事業.その病根は深く,広い.どうやってストップをかけ,公共事業に頼らない社会をつくるのか.各地のリポートと首長へのインタビューを軸に,土建国家からの転換を緊急提言する.
内容説明
批判が噴出するなか、暴走しつづける公共事業。このままでは、環境や財政が破綻することは時間の問題だ。いま、どうやって公共事業を止めるのか。どうすれば、公共事業に依存しない社会をつくれるか。政治家・首長へのインタビューと、日本各地からのリポートを軸にしながら、利権国家からの脱却を訴える。
目次
1章 公共事業は止まったか
2章 なぜ止まらない、公共事業
3章 こうして止まった、公共事業
4章 過疎の村の生き残りを賭けて―長野県栄村・高橋彦芳村長に聞く
5章 公共事業なしに地方はやってゆけるか―岩手県・増田寛也知事に聞く
6章 政治の正念場が始まる―民主党・鳩山由紀夫代表に聞く
7章 公共事業に頼らない社会をどうつくるか
著者等紹介
五十嵐敬喜[イガラシタカヨシ]
1944年山形に生まれる。1966年早稲田大学法学部卒業。現在、法政大学教授・弁護士
小川明雄[オガワアキオ]
1938年東京に生まれる。1961年東京学芸大学英語科卒業、同年AP通信社入社。その後、朝日新聞社に移り、アジア総局、アメリカ総局勤務を経て、外報部次長、論説委員、国際本部編集委員。現在、ジャーナリスト
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