出版社内容情報
6500万年前の絶滅まで1億6000万年間も陸上世界を支配した恐竜.地球各地で発掘された約100種類の主な骨格化石の写真を集め,構造的特徴や生態をはじめとする,最新の恐竜像を紹介する.復元模型や復元イラストも掲載.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
368
恐竜が最初に現れたのは、およそ2億3千万年前。ほんとうに気の遠くなるような遥かな過去の話だ。その頃の地球は超大陸パンゲアの時代。やがてそれが北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸に分かれて、恐竜もそれぞれに独自の進化を遂げて行く。なんだか壮大な進化の歴史である。本書は最新の知見に基づいた分岐分類法で三畳紀から順に恐竜を紹介していくのだが、分類に力点を置いているために、生き生きとした恐竜の生態が迫って来ない。語りがアカデミックに過ぎるのだろう。また、せっかくのカラー版にも関わらず、写真のほとんどが恐竜の⇒2021/10/02
KJ
3
オルニトレステス。ドロマエオサウルス。パラサウロロフス。エウオプロケファルス。アーケオプテリクス。幼少期に覚えた恐竜の名前はどれだけややこしくとも不思議と忘れない。名前を目にするだけで堪らなく懐かしい気持ちになる。一方で新しい発見があり研究が進めば当たり前と思っていた恐竜の姿も塗り替えられる。戦後衰退傾向にあった恐竜研究は恐竜温血説の登場で盛り返す。面白い新説は研究者魂に火を点けるのだろう。恐竜の謎が解明される事は良いが思い出が上書きされる事で一抹の寂しさも感じる。ブロントサウルス。お前はもういないのか。2021/02/25
takao
2
ふむ2021/04/02
☆☆☆☆☆☆☆
1
恐竜はロマンですなぁ。ただまったくの素人から言うと、骨格と細かい分類の説明に加えて、予想再現図を多く入れてもらえるとより楽しかった。2016/08/14
Gen Kato
1
最近気になる恐竜のことを知るために。福井の博物館も愉しかったです。過去はやはりロマンの宝庫。2014/10/18