岩波新書<br> 地球環境報告〈2〉

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岩波新書
地球環境報告〈2〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305927
  • NDC分類 519
  • Cコード C0236

出版社内容情報

なおも増大する人口と消費への欲望,過剰な収奪.自然生態系の破壊はいまや,森林・水産・農牧地・水など,生存の基盤となる天然資源の再生維持さえも脅かしている.世界120カ国の現場を調査してきた著者の最新レポート.

内容説明

急増する人口と消費の増大、過剰な収奪。自然生態系の破壊はいまや、森林の消滅、水資源の枯渇、漁業資源の減少、土壌劣化など、人類の生存基盤にかかわる「地球の共有地」の再生維持さえも脅かしている。環境問題の現場を追って世界一二〇カ国を調査してきた著者が、九〇年代に入って深刻化の度を増した地球環境の危機的現状を報告する。

目次

第1章 地球破壊の構図
第2章 地球の森が消える
第3章 干上がる地球
第4章 水浸しの地球
第5章 辺境に迫る危機
第6章 追われる生き物たち
第7章 壊滅する熱帯の海
第8章 極地圏の異変
第9章 環境破壊と国家崩壊
第10章 将来の選択

著者等紹介

石弘之[イシヒロユキ]
1940年東京に生まれる。1965年東京大学卒業後、朝日新聞社に入社。東京本社科学部員、外報部員、科学部次長を経て、85年より編集委員。1994年退社。96年より東京大学大学院総合文化研究科教授。99年より同新領域創成科学研究科教授。国際日本文化研究センター客員教授、国際協力事業団(JICA)参与を兼務。持続可能な開発のための日本評議会(JCSD)議長。これまで国連環境計画(UNEP)上級顧問、東欧環境センター常任理事(ブダペスト)などを歴任。1987年国連ボーマ賞、1989年国連グローバル500賞受賞。著書に『地球環境報告』(岩波新書、1988年毎日出版文化賞受賞)など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

21
著者が実際に現地を訪れて報告する世界中の問題は、データだけにとどまらないリアリティがある。二十六年前ですでにこれほど壊されている世界。回復はどこまで可能なのか。2014/11/11

Hiroki Nishiyama

3
環境FLPの副読本として再読。このままでは、人口、土地、食料問題で戦争が勃発することを覚悟しておく必要があると思います。この前著にあたる「地球環境報告」から10年後、この本が著され、さらに「地球環境報告Ⅱ」の発行からすでに10年以上経過しています。つまり、石弘之んが警鐘鳴らしてから20年以上経過しているのです。それでも決壊しないのは、微々たる環境活動家の努力の成果か、それともまだ問題の爆発が起きていないからなのでしょうか。いずれにしても、これからもさらに環境調和型の活動を続ける必要があります。2012/06/15

Hiroki Nishiyama

2
環境FLPの副読本として使用。2011/09/10

taming_sfc

1
1988年の地球環境報告の第二弾。森林資源、水資源、生物多様性、熱帯林、極地圏、環境破壊による国家の崩壊、と重要テーマを分かりやすく伝える。こういう筆力が欲しい。2018/05/22

p31xxx

1
生態系の変化に端を発して、気候不順や災害現象の不自然な増加が世界全土で起こるようになったことを筆者は現地ルポで明らかにしてきた。大河川黄河が嗄れたのは農業用の過剰取水が原因とか、バングラデシュでは五年毎に大洪水で町が沈んだり、一回の山火事でインドネシアの森林が四国の面積ほど焼け落ちたり、とにかく日本では想像できない規模の災害が起こっていることが述べられている。生活を守れない少数民族の若者が絶望の中に消えるように自殺をしていくことを述べた一節が本書で最も重苦しく、自分の罪深い無知を思い知らされる所だった。2011/06/20

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