岩波新書<br> 日本の経済格差―所得と資産から考える

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岩波新書
日本の経済格差―所得と資産から考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305903
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

土地・株式が急騰したバブル期,所得が上昇しない長期不況-「1億総中流」に象徴される社会の平等・安定意識は揺らいでいる.格差拡大の実態とメカニズムを詳細に検証して,税制や教育・企業システムなどの課題を示す.

内容説明

バブル期に土地・株式が急騰したこと、低成長に入って所得が上昇しないこと、などから「一億総中流」に象徴される社会の平等・安定意識は揺らいでいる。時代の推移のなかで、そして国際比較の上で、格差の拡大を統計データによって詳細に検証し、その経済的メカニズムを明らかにしながら、税制や、教育・企業システムなどの課題を示す。

目次

第1章 平等神話は続いているか(「一億総中流」意識の虚実―国際比較のなかの日本;バブル経済は何をもたらしたか ほか)
第2章 戦後の日本経済社会の軌跡―分配問題を通して(戦前の不平等と戦後の諸改革の効果;高度成長期からバブル期へ ほか)
第3章 不平等化の要因を所得の構成要素からみる(統計データと実感の差;所得の構成要素から何がいえるか ほか)
第4章 資産分配の不平等化と遺産(二つの資産―実物資産と金融資産;持ち家志向、安全金融資産志向と貯蓄率の意味 ほか)
第5章 不平等は拡大していくのか―制度改革(階層(職業)、教育(学歴)、結婚
浸透する実力主義と意識の変化 ほか)

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県に生まれる。1967年小樽商科大学商学部卒業、1969年大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。1973年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。その後、米、仏、英、独の大学・研究所で教育職・研究職、大阪大・京都大助教授を経て、1986年より京都大学経済研究所教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。