岩波新書<br> 同盟を考える―国々の生き方

岩波新書
同盟を考える―国々の生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 211,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305880
  • NDC分類 319.99
  • Cコード C0231

出版社内容情報

米ソ冷戦構造が崩壊した今日,国家はどのような生き方を選ぼうとしているのか.世界の主要国の外交,防衛当局者へのインタビューを通じ,その国際戦略に鋭く迫る.国際ジャーナリストが分析する同盟の現実,そして未来像.

内容説明

冷戦後の揺れ動く国際情勢のなかで、国家はどのような生き方を選ぼうとしているのか。アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の外交、防衛当局者へのインタビューを交え、主要国が思い描く国際戦略に迫り、日本の進路を問う。国際ジャーナリストが鋭く分析する同盟の現実、そしてその未来像。

目次

第1章 アメリカ・韓国―事大主義
第2章 NATO―戦略概念
第3章 ドイツ・フランス―結婚
第4章 イギリス・アメリカ―クラブ
第5章 アメリカ・オーストラリア―グレート・ホワイト
第6章 メキシコ・カナダ・アメリカ―二つの国境
第7章 アジア―距離と時間
第8章 冷戦後同盟―相対化・地域化・資産化
第9章 日本への問いかけ―オプション

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

5
★3.1/アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国ごとの国際戦略を紐解き、日本の進路を考える。同盟を結ぶ場合、「彼方立てれば此方が立たぬ」状況に陥りやすい。その問題をいかに角が立たないようにこなすかが腕の見せ所だろう。さらに、外交上は仲違いしていても、商売上は切っても切り離せない場合も多い。同盟を結び、維持するには、かなりのエネルギーと戦略が必要だな、と感じた。また、NATOの「拡大」を立場によってexpansion、enlagrement、opening、reinforcementと言い分けるのは興味深かった。2023/05/28

みなかみ 

0
其々の国毎の同盟のあり方について書かれていて、日本とアメリカだったら日米同盟、韓国も入れて東アジアにおける米軍の抑止力。NAFTAや加盟国間の関係も分かりやすくまとまっていて、「あそことあそこはそんな関係なんだな」というのが分かって面白かった。2012/02/28

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