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岩波新書
コーラスは楽しい

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305798
  • NDC分類 767.4
  • Cコード C0273

出版社内容情報

著者の率いるアマチュア合唱団「晋友会」は,いまや日本を代表する精鋭合唱団といって過言ではない.「楽しく挑戦する」ことをモットーに,アマチュア・コーラスの裾野を広げ,頂点を高めてきた著者が語る合唱談義.

内容説明

1988年、著者の率いるアマチュア合唱団「晋友会」は、小沢征爾指揮=ベルリン・フィルで『カルミナ・ブラーナ』を歌い、絶賛を浴びた。「楽しく挑戦する」ことをモットーに、アマチュアコーラスの頂点を高め、裾野を広げてきた著者が、みずからの豊富な経験をもとに音楽を創り出す楽しさを存分に語る。

目次

第1章 合唱指揮者の仕事
第2章 世界のコーラスと出会う
第3章 マーラーが歌えるまで
第4章 ステージを楽しむために
第5章 新しい響きの合唱曲
第6章 ベルリンで『カルミナ・ブラーナ』を歌う
第7章 マエストロたちの横顔
第8章 アマチュアコーラスのこれから―いま思うこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

6
再読:そういえばこの本を持っていたなと本棚から取り出した。関谷先生とは晋友会の指揮者ということで何度かご一緒させていただき、本が出た1998年に購入して読んだのだけど、最近合唱を始めたら違う目線で読むことができる。例えば、外国のコンクールの自由曲は16世紀の曲、現代曲、民族音楽からそれぞれ選ぶ(これは、外国の合唱のプログラムがそのように構成されていることからもわかる)ということ。パレストリーナなどの曲は単純だけに美しく演奏するのはむつかしく、いい基礎練習になることなど。改めて読むとまた発見があるものだ。2018/12/23

aosora

6
生前、関屋先生の指揮で歌っていた一人です。恥ずかしながら学指揮も務めていた自分。先生には実力の無さが見抜かれていたでしょう。しかし歌は大好きでした。学生の頃には気付かなかった先生の凄さ。いや、何となくは気付いていたけど、これ程までに過去の多彩な経験があったとは…オケの指揮者・小澤さんもしかり、国の垣根を越えて音楽で世界が一つになればいいのに。ベルリンとか、エルサレムとか、歴史を感じる名前がいくつか出てきた。今では足を踏み入れるのが困難な場所も。音楽で洗脳が解ければなぁ。。。2016/09/03

hr

2
11年ぶりに再読。これは何度も読み返したくなる。2013/08/19

kaizen@名古屋de朝活読書会

2
アマチュアコーラスを長年指導してきた方の経験と楽しさのお話。 歌は一人で歌っても楽しいが、みんなで歌うと違う楽しさがある。 歌うことを通じて、人のつながりをつくっていく著者の努力はすばらしい。2010/10/09

かぷかぷ

1
心から楽しんで活躍してきた作者だからこその、実感のこもった熱い本でした。2012/12/25

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