岩波新書<br> 景気と経済政策

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景気と経済政策

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305767
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

不況にあえぐ日本経済.あるべき政策は何か.経済動向を「供給側」「需要側」のどちらから見るのかで,方向性がいかに違うかを解説し,財政支出,財政負担,金融問題などでの課題を明確にして,構造改革の途をさぐる.

内容説明

不況が深刻化・長期化する中で、様々な議論が噴出している。大胆なリストラが有効なのか、減税で需要を刺激できるのか、それとも公共投資が行われるべきなのか。経済動向を「供給側」「需要側」のどちらから見るのかで、政策の方向性がいかに違うかを説き、財政支出、財政負担、金融問題などでの課題を明確にして、構造改革の途をさぐる。

目次

第1章 景気に対する二つの考え方(経済活動水準を決めるもの;失業発生のメカニズム ほか)
第2章 財政支出の是非(景気と公共部門の役割;公共投資は景気を刺激するか ほか)
第3章 財政負担(財政資金調達の影響;「国債は将来世代の負担」論の誤解 ほか)
第4章 金融問題(貨幣に対する考え方;中央銀行の役割 ほか)
第5章 構造改革(リストラと規制緩和;将来ビジョンの提示 ほか)

著者等紹介

小野善康[オノヨシヤス]
1951年、東京都文京区生まれ。1973年、東京工業大学社会工学科卒、79年東京大学大学院修了・経済学博士。専攻、マクロ経済動学、国際経済学、産業組織論。現在、大阪大学社会経済研究所教授・所長。著書に、『国際企業戦略と経済政策』(東洋経済新報社、日経経済図書文化賞受賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
表題通りの本で非常にわかりやすく書かれています。数式などもほとんど使用しないで、需要の経済学と供給の経済学の観点からすっきりとしたかきかたをされていて、現在の状況に当てはめてみるとどのような構図が浮かび上がってくるかを明確にすれば、おのずと答えが出てきそうな気もします。2015/11/18

roku7777

2
小野経済学の基本かしら。需要側、供給側、どっちの視点でみるかで経済政策が変わるというのには賛成。たしかにどちらの論点かで大きく違うであろう(同じ点もあるが)。大事なのは両者の視点をともに持ち、冷静に考えることかもしれない。2021/01/21

たま

2
経済に関して知識が乏しいことに危機感を覚えて手に取った。案の定私には難しくて読むのに苦労したが、「供給の経済学」と「需要の経済学」とを区別して経済政策の在り方や問題点をずばずばと指摘しており、比較的シンプルな本ではないかと思う。今までの私は報道機関が煽る経済への不安等を鵜呑みにしていたきらいがあったので、これを機にその姿勢を改めたいと思う。2012/03/06

Hiro-ki

2
稲葉振一郎『経済学という教養』や、飯田泰之『経済学思考の技術』の元ネタはこの本だったのか!と思わせる一冊。混迷する経済論壇の議論を、「供給の経済学」(新古典派経済学、主流派経済学に依拠)と「需要の経済学」(≠ケインジアン。小野氏が提唱する学説)に大別。今回の不況の原因は結局のところ供給能力の減退と措定しているとしか思えないような経済政策しか提出できない前者の不備を批判し、需要不足を発生要因とする自説を訴える。小野学説の説得力は高く超納得なのだが、彼に従うと抜本的な不況脱却策は存在しないことになるのが切ない2011/02/10

Kooya

1
経済政策について「供給側」と「需要側」の観点から論じた本。やはり、不況期こそ政府が積極的に財政支出を行い、遊休施設や余剰資源を有効活用する必要があることを再認識した。また、個人的には1998年初版の本であるにも関わらず、MMTの要素が随所に存在していたのが印象的だった。2021/05/23

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