出版社内容情報
ヒトはかつて1個の細胞として創成された．そしていまもすべての生物と同じく，細胞のもつスーパーな能力によって生命を存続させている．そのしくみを知ることから，生命の永続性と奥深さがわかり，また外界への対応の柔軟さと多様性の意味をつかむことができる．最新の生命科学の成果をもとに，細胞の真の姿とふるまいにせまる．
内容説明
ヒトはかつて一個の細胞として創成された。そしていまも、すべての生物と同じように、細胞のスーパーな能力に依存して生命を存続させる。細胞のしくみを知ることから、生命の永続性と奥深さが理解できる。また、細胞の外界への対応の柔軟さと多様性の意義を共感できる。最新の生命科学の成果をもとに、細胞の真の姿とふるまいにせまる。
目次
プロローグ 細胞―生命の最小単位
１ すべての細胞は細胞から
２ 細胞は分裂する
３ 細胞のスイッチ
４ 細胞は動く
５ シグナルの伝達
６ 細胞の継承―染色体の複製と分配
７ 細胞の病理とがん遺伝子
エピローグ 現代の細胞観
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本命@ふまにたす
3
細胞生物学の入門書。手際よく細胞生物学の基本となるようなトピックがコンパクトにまとめられていて、教科書としても使えそうな一冊。2022/03/23
えきゅー
0
語りだしたら止まらない感じの語り口。大学のときの物理化学の先生思い出しました・ｘ・ 通勤電車で寝ながら読みましたが、面白かったです。2014/09/04
キスイ
0
専門的な用語がわりと出てきますが、説明は例えがわかりやすく、難解ではありません。ライトすぎない初心者向けという感じだと思います。2012/08/14
