出版社内容情報
小学校にも「性」が大幅に導入された「性教育元年」の一九九二年以降,エイズ教育のあり方も含めて,教育現場ではさまざまな試行錯誤が続いている.本書では,小・中学校のユニークな授業を紹介しながら,教師と生徒のやりとり,親の戸惑いや悩み,そして「性」をめぐる小・中・高校生の実態を,豊富な資料・取材をもとに報告する.
内容説明
本書では、小・中学校のユニークな授業を紹介しながら、教師と生徒のやりとり、親の戸惑いや悩み、そして「性」をめぐる小・中・高校生の実態を、豊富な資料・取材をもとに報告する。
目次
序章 性教育との出合い―Mさんへの手紙
第1章 子どもたちと「性」
第2章 性教育の現場で
第3章 戸惑いのなかから
第4章 「性交」をめぐって
終章 エイズと性教育―問われるもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
貴船
1
なんだか読むと泣けてくるんだよな。自分がきちんと性教育を受けてないのを自覚する。性教育の面でもこういう一生懸命な先生に教えてもらいたかった。2008/11/19
蒼ヰ
0
最初は性についての若者の考えが時代とともに移ろっていくのを追いかけてる本かと思ったのだが結構内容は違った。 性とは果たしてセックスのことなのか。セクシャリティだけのことなのか。2016/10/07
ラスコリ
0
性教育ときくと、どこか恥ずかしいと思う部分はやはりある。その中で、性行は大切なことではあるが、詳しくは教わらないなと思った。その代わりに、AVで間違った知識をつけるんだなと感じた。本来の性教育がするべき内容をAVがとって変わるのでは、今の性教育では足りない部分が多いのではないか。2015/10/05