岩波新書<br> たたかう映画―ドキュメンタリストの昭和史

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岩波新書
たたかう映画―ドキュメンタリストの昭和史

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004300823
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0274

出版社内容情報

亀井文夫は,昭和一六年反戦映画『戦ふ兵隊』のため逮捕投獄され,戦争責任を問う戦後第一作『日本の悲劇』もGHQに没収された.以後,東宝争議の指導や骨董屋の経営にも特異な才能を発揮しつつ,米軍基地,原水爆の恐怖,部落差別など戦後日本のタブーを衝く記録映画をつくり続ける――叛骨の映画監督のモンタージュ自伝.

内容説明

亀井文夫は、昭和16年反戦映画『戦ふ兵隊』のため逮捕投獄され、戦争責任を問う戦後第1作『日本の悲劇』もGHQに没収された。以後、東宝争議の指導や骨董屋の経営にも特異な才能を発揮しつつ、米軍基地、原水爆の恐怖、部落差別など戦後日本のタブーを衝く記録映画をつくり続ける―叛骨の映画監督のモンタージュ自伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしひろ

8
映画への意思と覚悟を感じた。戦争というバックグラウンドと対峙し、あくまでも表現し、伝えていく。映画の普遍性について痛感する一冊。2015/12/30

寛理

1
☆☆☆☆ 亀井文夫のいう「記録映画の間」って、ゴダールの「アワーミュージック」のテーマそのまま。映画を見て、目を閉じること。2020/04/14

鈴木誠二

1
亀井文夫が、重巡足柄の渡欧ドキュメント映画「怒涛を蹴って―軍艦足柄渡欧日誌』(37年)の監督を務めていたことを知る。2014/07/28

0
Y-112000/08/21

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