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岩波新書
色彩の科学

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  • サイズ 新書判/ページ数 220,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004300441
  • NDC分類 425.7
  • Cコード C0211

出版社内容情報

豊かな色に囲まれた私たちの世界.だがそもそも「色彩」が見えるとはどういうことだろうか? ニュートンやゲーテの色彩論以来,多くの人々がこの問題に取り組んできた.それらの成果を踏まえ,色覚異常や動物の色覚からイマジナリー・カラー,色ベクトルなどの最新理論まで,多岐にわたる色彩の世界を,物理学・心理学の両面から論じる.

内容説明

豊かな色彩に囲まれた私たちの世界。だが「色が見える」とはどういうことなのだろうか?ニュートンやゲーテの色彩論以来、さまざまな人々がこの問題に取り組んできた。それらの成果を踏まえて、色覚異常や動物の色覚からイマジナリー・カラー、色ベクトルなどの最新理論まで、多岐にわたる色彩の世界を、物理学・心理学の両面から論じる。

目次

1 ニュートン色彩論
2 色覚の三史
3 ヘルムホルツ三色説
4 測色学の祖・マクスウェル
5 現代色彩論の基本思想
6 現代色彩論のXYZ
7 ヘルムホルツ三原色と色覚異常
8 動物の色覚・処女開眼者の色覚
9 ゲーテの色の現象学
10 ヘリングの心理学的色覚説
11 物体色の色彩論
12 カラー・オーダー・システム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/03/20

むじな

0
門前のおっさん、今度は習わぬ色彩学を読む。精神物理学的環世界探求心から、カラーコーディネーター資格にチャレンジ希望です。如何でしょうか。2017/11/14

まっちゃーん

0
色彩検定の参考資料として読んだけど、難しくてよく分からんかった。2012/11/11

みん

0
色を心理学的に分析してきた歴史を知りたくて、人から譲り受けた本です。色は最終的には医学的な見地から分かる三原色に分解されて、脳への信号として送られるらしい。しかし、それを総合的に認識し、色としてとらえるには、どうしても人間の心理が関係してくるらしい。まぁ、暖色とか寒色とかの違いが典型例と言える。そのため、いろいろな形状の色見本が生まれているわけである。不思議なものですね。2012/09/04

ksg

0
『色』というもののあらゆる面を科学史に沿って解説してくれる、見た目の割に非常にボリュームのある本。これだけでも色彩というものの「原理」はほぼ理解できるといっても過言ではないが、やはり『色』というものは物理量というよりも感覚という心理量によるところが強いため、「応用」としての個々の人間や動物が主観的に感じるものとしての『色』も勉強したいと感じた。カラーコーディネーター試験などを受ける際にもそこそこ重宝するかもしれない。2012/06/24

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