出版社内容情報
家族の崩壊,保守化の波,エイズ流行――女は,そして男もまたモデルなき模索の中にいる.初婚者の半数が離婚し,そのうち七割が再婚,そしてその六割は再び離婚.ウィメンズリブの高揚から二○年,社会全体を大きく変えてきた女たちを,そしてゆれるアメリカ社会を,豊富なデータと鋭い現状分析をもとに,内側から報告する.
内容説明
家族の崩壊、保守化の波、エイズ流行―女は、そして男もまたモデルなき模索の中にいる。初婚者の半数が離婚し、そのうち7割が再婚、そしてその6割は再び離婚。ウィメンズリブの高揚から20年、社会全体を大きく変えてきた女たちを、そしてゆれるアメリカ社会を、豊富なデータと鋭い現状分析をもとに、内側から報告する。
目次
1 アメリカ社会変革の主役たち
2 メインストリームへの参加
3 それでも女の賃金はまだ男の7割
4 女たちが闘いとってきた法的整備
5 専業主婦と働く女性の対立を超えて
6 一生に1度の結婚からシリーズ結婚へ
7 核家族か、ステップファミリーか
8 性革命の徹底か、性の反革命か
9 高まるポルノ規制の動き
10 女たちの大学改革と女子大生の変貌
11 女性解放の中で男たちも変わった
12 変わりゆく男らしさ、女らしさの意味