出版社内容情報
いじめ,登校拒否,自殺,非行など,教育現場の暗いニュースがマスコミを賑わしつづけている.いま,中学校は一体どうなっているのだろうか.長年,公立中学校の校長を務めた著者が,在職中の体験をふまえて,教師たちの悩みや迷い,生徒たちの胸のうちに思いをめぐらしながら,今日の学校教育がかかえている問題を明らかにする.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
4
昭和39年のこと〈その年の春に…管理職の道についたのだが、いくつもの私立高校から、ぜひぜひと偏差値の低い生徒のあっせんを懇願されたのをおぼえている。大手や中小企業の会社からも条件を競って中卒者の募集にぺこぺこと頭を下げてきたものだった。〉いまやってる朝ドラ「ひよっこ」のころかな(ドラマは北関東の高卒娘)▲〈1987年刊行。著者は、1983年まで公立中学校校長職にあった。本書は、中学校、中学生に対する体験的印象論。〉(他者のレビューを借りた)。付記すると、著者は1924年樺太生まれで、47年に東大文学部卒2017/05/18
丰
0
Y-202007/08/23