岩波新書
地震と建築

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004202400
  • NDC分類 453
  • Cコード C0200

出版社内容情報

家やマンション,ビルや超高層建築は,地震のとき,どうなるのだろうか.地震工学の第一人者である著者は,地震のメカニズムとその性質を明らかにした上で,それが人間の利用する建築物にどんな被害をもたらすのか,また地盤によってこうむる被害がどう変るのかを具体的に考える.さらに建物を震害から守るための考え方と手法も紹介する.

内容説明

家やマンション、ビルや超高層建築は、地震のとき、どうなるのだろうか。地震工学の第一人者である著者は、地震のメカニズムとその性質を明らかにした上で、それが人間の利用する建築物にどんな被害をもたらすのか、また地盤によってこうむる被害がどう変るのかを具体的に考える。さらに建物を震害から守るための考え方と手法も紹介する。

目次

1 「東京大地震」
2 地震の歴史
3 マグニチュードを考える
4 地震動の強さ
5 地震動の性質
6 地震動の破壊力
7 地盤と震害
8 震害を防ぐ―耐震設計

著者等紹介

大崎順彦[オオサキヨリヒコ]
1921‐99年。1943年東京大学工学部卒業。専攻、建築構造学、地震工学、土質工学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

13
図書館で借りる。初版は1983年であり、かなり古い。全体的に、地震の理論的な説明が多く書かれているように感じ、少し難しい。しかしながら、この時代には、すでに今日の自身発生のメカニズムや理論が形成されており、基礎的な部分は参考になる。東日本大震災で「想定外」という言葉がクローズアップされたが、当時はマグニチュードの最大値は8.6であったようで、30年以上経過した我々から見ると過去を超えないという見込みは甘いという感じを受ける。今後もそうであろうとも思う。地球の大きな揺らぎを今の時代の一瞬で読むことは難しい。2015/11/21

のし

8
日本における、地震と建築の歴史が詳細に書かれてあります。進められて読んだ本でしたが、やはり、大変参考になりました。古い本でしたが、読みやすかったです。2013/12/14

masawo

7
当たり新書。地震の構成要素を解説した後、地震が建築物に与える影響を詳細に教えてくれる。地震大国ならではの研究成果がコンパクトにまとめられており、家を買う予定のある人は読んでおいたほうがいいと思うが、既に購入ずみの人は読まないほうがいいかもしれない。2022/06/02

本命@ふまにたす

3
地震工学に関するコンパクトな入門書。やや古いが、あまり日常触れることがない分野について丁寧に解説されていて、興味深く読めた。2021/11/06

nabe

2
耐震設計の基礎が良くわかる。 土木、建築の技術者必読の書。2020/03/16

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