出版社内容情報
日本に生まれ育った二人の韓国人が,一九七一年,祖国留学中に突然「北のスパイ」として逮捕された.弟の徐俊植氏は八八年,兄の徐勝氏は九○年にようやく釈放されたが,彼らの獄中の日々を支えたものは何か.京都の母や妹あて書簡を末弟の眼で編んだ本書は,苛酷な青春を強いられながら真摯に生きようとする精神の軌跡として感動的である.
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- 和書
- 麺と日本人 角川文庫
日本に生まれ育った二人の韓国人が,一九七一年,祖国留学中に突然「北のスパイ」として逮捕された.弟の徐俊植氏は八八年,兄の徐勝氏は九○年にようやく釈放されたが,彼らの獄中の日々を支えたものは何か.京都の母や妹あて書簡を末弟の眼で編んだ本書は,苛酷な青春を強いられながら真摯に生きようとする精神の軌跡として感動的である.