岩波新書<br> 詩への架橋

個数:
  • ポイントキャンペーン

岩波新書
詩への架橋

  • 大岡 信【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 岩波書店(1977/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月05日 06時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004200123
  • Cコード C0292

出版社内容情報

中学生時代,著者はどのように詩と出会い,それに酔ったのであろう.また青春の日々にこの詩人が創出した詩的世界のはらんだ苦渋と輝きとは,何だったのであろうか.そして,その間に糧となった数々の詩――万葉,佐藤春夫,リルケなどの抒情詩から,同世代の戦後の詩人たち,さらに海外の新しい詩との出会いの軌跡が語られる.

内容説明

中学生時代、著者はどのように詩と出会い、それに酔ったのであろう。また青春の日々にこの詩人が創出した詩的世界のはらんだ苦渋と輝きとは、何だったのであろうか。そして、その間に糧となった数々の詩―万葉、佐藤春夫、リルケなどの抒情詩から、同世代の戦後の詩人たち、さらに海外の新しい詩との出会いの軌跡が語られる。

目次

1 プロローグ―シュメールの諺から茂吉の恋歌まで
2 敗戦と読書―「鬼の詞」の仲間たち
3 「愛」と「旅」と「死」の歌―若山牧水、釈迢空、窪田空穂
4 詩を書きはじめたころ―『春夫詩鈔』、『月に吠える』、ボードレール
5 ある選詩集のこと―中原中也、立原道造、十四行詩という詩形
6 西欧詩入門―『ドイツ詩集』、『英国の文学』、ラフォルグ、リルケ
7 愛誦した詩―萩原朔太郎、室生犀星、三好達治、「向陵時報」、中野重治
8 フランスの詩とフランス語―『月下の一群』のグールモンからブルトン、エリュアールまで
9 寄宿寮と教室の間で―エリオット、万葉集、新古今集、そしてランボー
10 エピローグ―菱山修三、そして私自身

著者等紹介

大岡信[オオオカマコト]
詩人、1931‐2017。日本芸術院会員、文化功労者。芸術院恩賜賞受賞。文化勲章、レジオン・ドヌール勲章オフィシエ章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K

3
私の学生時代にも、こういう教授がいた。作品論や作家論を滔々と語るのではなく、「この詩いいだろう…」と陶酔気味に我々に紹介し、解説というより、語る授業をする先生。4年生の時に退官してした老教授だった。そんなことを思い起こさせる本。2020/04/09

Takao

3
1977年6月10日発行(1984年7月10日、第9刷)。敗戦時旧制沼津中学3年生だった著者は、仲間と「鬼の詞」というガリ版刷りの同人誌を発行。大学の卒論「菱山修三論」までの、この4月に亡くなった詩人の「魂の遍歴」。若山牧水、釈迢空、窪田空穂などの歌人、佐藤春夫、萩原朔太郎『月に吠える』、中原中也、立原道造、などの詩人、リルケ、エリュアール、ランボーなどの西洋詩から「万葉集」「新古今集」まで著者が影響を受けた詩歌が多数引用されている。詩人の内面にある深いものを見た思いだ。2017/10/14

のりたま

2
詩人で評論家の大岡信が自らの人生と文学を語る。1977年刊、古き良き時代の大学の研究室で老教授の話を聞いているような趣がある。同人誌に詩を投稿した少年時代の話などから気恥ずかしい雰囲気が漂わないのは、さすが大岡信だろう。戦後まだ本が貴重だった時代の少年がどのように文学と出会ったのか、どのような作品に心躍らせたのかという文学史でもある。2020/09/16

あや

2
学生時代に読んだ再読。大岡さんの詩歌との出会いが綴られている。三島にあることば館も一度訪れてみたい。2017/07/15

あつつ

1
白鳥は哀しからずや空の青 海のあをにも染まずただよう 若山牧水 こころが震える言葉がここにあり。2023/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6221
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。