岩波新書<br> 昆虫学への招待

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岩波新書
昆虫学への招待

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  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004160953
  • Cコード C0245

出版社内容情報

なぜカイコは桑をもっぱら食べるのだろうか.昆虫の雄は,どうやってたくさんの虫のなかから同種の雌を見分け,間違いなくそこへ飛んで行くのだろうか.ゴキブリはなぜきれいなところを嫌うのだろうか.昆虫の観察や実験をつみ重ねてきた著者は,具体的な例をとおして,昆虫研究の面白さを読者に伝える.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オザマチ

5
昆虫学の単純な入門書ではない。著者が長年研究してきた事の中から、著者が興味深いと思ったものを“講義”されているという印象。途中、化学や統計の用語が出てくるが、素人でも分かるように噛み砕いて説明してくれる。昆虫たちの生態の複雑さと面白さ、自然科学における実験のやり方について知ることができる良書。ただし、蛾やゴキブリの話が出てくるので、文章でも嫌だという人には薦められないかな。2013/08/30

Kyu_zae_mon

2
1970年出版で、絶版。実験の組み立て方の授業で、先生が購入を勧めていらっしゃったので、アマゾンで1円で購入。送料250円かかりましたが笑。中身は非常に論理的かつ平易な文章でよみやすく、面白かったです。昆虫ってすごくオートマチックに生きているんだなあということ、昆虫の研究って日常に関係なさそうやけど、昆虫を利用したり、害虫を防除したりする上では不可欠な学問であるということを再確認しました。何を疑問に思って、どんな実験をしたかということが細かく書かれているので、理系人間としては論文を読んでるようで楽しいです2013/01/28

miyamo

0
古い本ですが、とても読みやすく面白い本でした。研究が進んで行く過程、行き詰まる過程など、詳しく書かれていて興味深く読めました。2017/12/21

R10

0
昆虫学の研究方法を紹介している、大学の講義のような本。研究する上での問題提起の方法やその解決のための実験の組み立て方、実験の結果新たな問題が生まれることが丁寧に書かれている。2016/04/11

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