岩波新書<br> 失われた大陸 - アトランティスの謎

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岩波新書
失われた大陸 - アトランティスの謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 316p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004150299
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C0222

出版社内容情報

今から一万二千年前,一昼夜のうちに大西洋に没し去ったと伝えられる謎の大陸アトランティス.それははたして実在したのであろうか.また,伝説のように,そこには高度な都市文明が栄えていたのであろうか.古代文明史や海洋学,地質学等における数々の論争と研究成果,探険記録を検討し,この謎を興味深く解き明かそうとする.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

30
1963年。初版約1ヶ月後の4刷。よほど売れたのだろう。アトランティスを紹介したあと、研究史と状況証拠に紙幅を費している。なぜか旧ソ連時代の本で、超古代文明を扱い、邦訳されたものは多いようだ。最新科学を応用して、アトランティスを肯定する材料にしているが、ふしぎなことに、プラトンの記述そのものを疑っていない。これがもし彼の哲学のためのたとえ話なら、根拠は総崩れなのだが。2017/01/02

kenitirokikuti

7
大学図書館にて。1963年の岩波新書。原著は1961年、ロシア共和国教育省児童図書出版所によるもの。泉靖一の序によると、〈古代文明史を中心としてアトランティス研究史ならびに海洋学・地質学の三つの側面から追求したもの〉。まぁ、ソ連の公式な科学史基準なので、新大陸の青銅器をどう説明するか、みたいな辻褄合わせ等あるだろう。この過去の本を現在から読んで理解するのにあたって重要なことは、大陸移動説/プレートテクトニクスの前だということである。大西洋中央海嶺は大陸が沈降した跡という考え。2023/04/28

英樹

1
プラトンのアトランティス大陸伝説を追って大西洋周辺の島々や大陸消滅後のアトランティス人の消息や人類の誕生からその後の進化の過程。様々の文明の誕生から滅亡までアトランティス文明の痕跡を検証しながら様々な伝説はアトランティス文明に続いているような。科学的に検証できる日を心待ちに古い本だけど夢のある一冊でした。 2011/10/26

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