岩波新書<br> 台風十三号始末記 - ルポルタージュ

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岩波新書
台風十三号始末記 - ルポルタージュ

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004150251
  • NDC分類 916
  • Cコード C0295

出版社内容情報

1953年9月に愛知県南部を襲った台風13号は,恐るべき被害をもたらした.そして1つの天災が過ぎ去ったあとには,その後処理をめぐって人災がやってくる.海辺の一寒村に生きる人々の生活そのものを描きながら,奇にして妙なる地方政治の実態を,諷刺とユーモアをまじえながらあますところなく衝いたルポルタージュ文学の傑作.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
1953年9月の台風13号。そして、福江町1年生議員として、復興建築を巡る政官業の癒着?の実態を告発。 ノリソダ騒動記 し(けあだ)、基地六〇五号  け、村の選挙2017/02/28

hiroshi0083

1
1953年9月25日に愛知県渥美郡福江町(現渥美町)を襲った台風十三号。堤防の決壊により町の大半が水浸しになった、大規模な自然災害。その後、委員会で1)~3)の話し合いが行われる。1)被害が少ない中山小学校に関して、災害特例法の適用を目的に、この鉄筋コンクリートの校舎を、「台風により全壊」として届ける。2)適用されれば結果として、ただで新しい鉄筋コンクリートの校舎を建てられる。3)1)を吹き込んだ某政務次官に陳情、関係各省に手を回して法の適用を認めてもらうようお願いする。2014/06/28

有安弘一

0
この本を読んで共産党というのはそんなに素晴らしい組織化と思って。38年前大学1年の時入党したのだが理想と現実のぎゃぷに唖然。宮本健司が党を大衆化したのが最大のげいいん。

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