出版社内容情報
幼い日,炉端で,あるいは母親の膝にだかれながら,毎晩のようにくりかえしてきいた昔話に強い印象と深い影響をうけた人は多いだろう.民話のなかには民族の叡智が深く刻みこまれている.いったい民話は何を語ろうとしているのか.神話と昔話と民話との関係は? またそれらはどうしてでき,何を意味し,いかに語り伝えられたかを語る.
内容説明
幼い日、炉端で、あるいは母親の膝にだかれながら、毎晩のようにくりかえしてきいた昔話に強い印象と深い影響をうけた人は多いだろう。民話のなかには民族の叡智が深く刻みこまれている。いったい民話は何を語ろうとしているのか。神話と昔話と民話との関係は?またそれらはどうしてでき、何を意味し、いかに語りつたえられたかを語る。
目次
第1部 民話と昔話(昔話論の展開;民話の範囲)
第2部 昔話の生活(起源;伝播;機能)
第3部 昔話の形式(表現形式;構造;変化)
第4部 昔話の世界(二つの世界;主人公の誕生;葛藤;道徳的基礎;犯罪;富;恋愛と婚姻)
著者等紹介
関敬吾[セキケイゴ]
1899‐1990年。1924年東洋大学卒業。専攻、民俗学、民族学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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