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岩波新書
ヨーロッパの言語

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004121039
  • NDC分類 801.09
  • Cコード C0280

出版社内容情報

語学を学ぶ人がまず苦労するのは,ヨーロッパの言語が日本語と構文を全く異にする点である.英語,フランス語,ドイツ語,あるいはロシア語など,いずれもその構文をギリシャ語やラテン語に負うところが多く,共通の語彙,用法をもっている.そうした欧州各国の言語の共通性と差違を発達史的に述べ,学習者への基本的知識を提供する.

内容説明

語学を学ぶ人がまず苦労するのは、ヨーロッパの言語が日本語と構文を全く異にする点である。英語、フランス語、ドイツ語、あるいはロシア語など、いずれもその構文をギリシャ語やラテン語に負うところが多く、共通の語彙、用法をもっている。そうした欧州各国の言語の共通性と差違を発達史的に述べ、学習者への基本的知識を提供する。

目次

言語的ヨーロッパ
南イタリアのギリシャ語
バルカン半島
黒海から大西洋まで(東部;西部)
バルト海と北海―ロシア語と英語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こなやぎ

3
欧州の言語の歴史を、エリアごとに詳細な具体例を交えつつ解説した一冊。極東の島国に生まれて(アイヌ語を除き)一国家一言語の環境に身を置く立場からすると、物品・文化や民族の激しい移動のために多数の言語が国境と一致しない形で「行われている」ヨーロッパ大陸は大変そうではあるのだが、例えばスペイン語の中のアラビア語、ローマ人名の中に潜むケルト語など、元の土地の痕跡を語の中にそれと知らず抱えていたりするのはロマンがあるし、ハンガリー語やバスク語のように周囲のどれとも似ていない言語があるのも不思議でわくわくする。続2019/05/18

てり

1
ヨーロッパの言語を文法、構造、語彙の変遷や歴史などさまざまな点から解説・紹介。例も多く初心者の自分でもなんとかついていける内容でためになった。日本人ではなかなか想像しづらいが、違う言語を話す人たちが隣接し、それが相互に影響を与えている様がなんとなくイメージできた気がする。面白く読めて満足。2023/03/07

テプコにゃん

0
印欧語は最高たいッ!(別世界線の雄也)2021/08/22

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